不器用リカコの書きたい人生

20代リカコが書きたいことを書きたいままに書くだけのブログです。

オススメできないのキモチ

「リカコさんがさ、前に言ってた本なんだっけ?」

 

彼に尋ねられて何もピンとこなかった。

そもそもわたしは人にオススメをしない。

お前はなんのことを言っているのだ…

 

「ほら、実験とか似たようなのやってるからすごく親近感湧くって言ってたやつ!あれ買ってみようかなと思ってさ〜」

 

!!!

三浦しをんさんの本のこと?

愛なき世界のことかなあ…

 

「あ〜〜!たぶんそれ!(検索して)あったあった、読んでみようと思って!」

 

あ!今ねわたし、三浦しをんさんの舟を編む今更だけど読んでるんだ〜

 

「あーそれ自分も読んだわ。途中まで。なんか自分には合わなかってさ〜」

 

え。じゃあ同じ作者さんだし、ひとつのことに熱中しちゃう主人公の感じとか似てるよ、すごく…

 

「いや!ま、こっちは大丈夫な気がする!買ってみよ〜〜〜」

 

先日の会話。

さっきわたしは結論が見えない話し方をして人をよく困らせるな〜と考えてたばっかりなんですが、まさに今がそうですねw

 

わたしね、三浦しをんさんの「愛なき世界」という作品を以前ジャケ買いしまして笑

これがまたすごくよかったんですよ。

確かにあの美しい表紙を見せたくて研究室にも持っててみんなに見せてたし、実際に使ってる実験器具の秀逸な表現とか最高でその話をした記憶は大いにありました。

でもね、おすすめはした覚えがない。

だってさ、自分が好きなものが他人が好きとは限らないじゃない?

好きじゃないのまでは良くてもオススメされた手前相手はそれなりのこと言わなきゃってなるじゃない?

その作品自体が好きじゃなかった、合わなかったっていう事実じゃなくて、オススメされたものが好きじゃなかった、合わなかったっていう状況がわたし的にはニガテなんですよ。

 

例えばこれがね、わたしがわたしのこのブログをオススメしてボロクソ言われるのは別に構わないんです。生み出したのはわたしですから笑

でもさ〜わたしが好きな他の人が生み出したもののこと否定されるとさ〜悲しくなっちゃうんですよねえ。

 

だからわたしはオススメがニガテ。

 

オススメする時はその人が好きって確証が強くある かつ わたし自身がものすごく好きなわけではないもの。かなあ。

 

ちなみに彼は自分の好きなものをたくさんわたしに"オススメ"してきたわけですけど

わたしは全部見たし聞いたし読みました。

そこからサイン会に行くまで好きになったものも名前を聞くだけで彼を思い出して吐き気がしてしまうものも生まれました。

 

だからわたしは気軽な気持ちでオススメ聞かないし、オススメを気軽にされるとチェックしなきゃ…ってプレッシャーがヤバイのできっかけだけもらったらあとは自分の興味とタイミングで少しずつ知っていくのが好きです。

 

 

さて、皆さんのオススメはなんですか?笑