不器用リカコの書きたい人生

20代リカコが書きたいことを書きたいままに書くだけのブログです。

神さまじゃなくてわたしの上司(前編)

どうもリカコです。

 

木曜日は4部署合同の飲み会でした。

と、言っても各部署人数が少なかったり2.3人のみの出席でしたので10人強ですし、そもそも次の日の頑張ろう会的なものでわたしと上司は実は関係ないのですが呼んでいただきました笑

 

この日、新人のわたしは研修が19時まであったので19時からの会に少し遅刻する旨を幹事の先輩に伝えておりました。

 

ですが、席に戻った時。

上司がいて「え!」っとつい声を出してしまいました。

おそらくギリギリまで仕事をしたいし、自分の新人の部下を待ってるっていう大義名分もあるし仕事しよって感じだったと思いますが、

待っててくれたんだ…って妄想だけで明日も生きられると思いました笑

 

いつも21時近くまで残ってる2人で19時に颯爽とオフィスを出るのはなんか不思議な気持ちでしたねw

 

お店について席が3つ空いていて本来なら一年目のわたしは下座に座るべきだったのですが、

尊敬する女性の先輩(仮名:八重さんとしましょうか笑)せっかくだからと上司の隣に座ることを促してくださったので、上司の隣に座って大人しくしておりました。

 

八重さんの隣に遅れて、リカコたちの親戚部署の本社の上長(仮名:今橋さんにしましょう笑 穏やかさでピッタリなのでw)がいらっしゃいました。

内線とテレビ会議でお声はよく知っていましたし、実は本社出張の際に一度ご挨拶はしているのですが、何分覚えが悪いものでほぼ初対面状態でした。

八重さんと今橋さんは去年まで同じ部署だったので仲良く色々お話ししていました。

わたしもなんとなくその話を聞きながら実は隣でお酒が入り始めてプライベートの話をしている上長の話が気になっていましたw

だって仕事の話しかわたしとはしないから…

 

ですが、隣でしていたのと全く同じ話を八重さんや今橋さんやわたしにもしてくれましたw

後は学生の頃やっていたバイトの話とか麻雀にまみれてた話とか(次の日に一年踏んでるのは浪人ではなく留年だったという事実を知るw)普段とは違うテンションで楽しそうに話してる上司を見てなんだか嬉しくて、上司がトイレに行っている間に今橋さんに「プライベートなお話をしている上司を見るのは初めてで嬉しいです!部署のみをした時も仕事の話を熱く語っておられたので…」なんて話をしていると上司が戻ってきてなんの話ですか?とはいってきました。

 

「上司くんがリカコさんと仕事の話しかしないって話だよ🙂」と今橋さんが教えたあたりから

結局仕事の話になりました笑

でも今橋さんもすごく勉強熱心な方で医療系の人間ってみんなこうなんだろうなと嬉しくなりました。わたしも頑張ろうって。

 

飲み会の最中、

なんだか皆さんの視線を感じたのですが、

わたしが上長から仕事の熱い話を受けている時でした笑

わたしは楽しいんですけど、側から見ると強要されてるように見えてしまうんでしょうか。

きっと上司のことはわたしより皆さんの方が知っていますが、わたしのことは上司しかよく知ってないから仕方ないですよね。

 

そんなこんなしているとまた他部署の上長が

「俺、リカコさんと仲良くなりたいなー!隣チェンジ!」と上長を我々の本部長の横へ送ってわたしの隣にいらっしゃいました。

 

上司が本部長(元々ここは上司と部下の関係で上司が本部長の話をしているのを聞いている限りめちゃくちゃリスペクトしている)とお話ししているのを遠くなった席から見て、(せっかくの飲み会なのにわたしの隣にいるとすぐ仕事の話させて申し訳ないなあ…)と思っているのが

顔に出ていたのか今橋さんが話しかけてくださったので、本社にいる私たちのもう1人の仲間(わたしの部署は3人で1人だけ本社にいる)元気か尋ねたところ、夜な夜な取説作ってたよと教えてくれました。

すごくクオリティの高い取説の確認依頼が来ていてあれか…とすぐに思い当たりました。

 

この先輩の話まですると相当長くなるので割愛しますが、今橋さんはもう1人の仲間で実は中途で私と入社時期があまり変わらないその先輩も気にかけてくださっているようでした。

本当に穏やかで実際お父さんしてるんですけど、お父さんって感じの方でした。

 

今橋お父さんに「私が一年目でできないことばかりなせいでお二人に負担かけてるし、上長しか私の上にはいないから、上長も死にそうなくらい仕事抱えてるのにたくさんわたしの面倒も見てくださってありがたい反面申し訳なくて…早く戦力になりたいんです。それに最近は色々あって私にも愚痴ってしまうくらい色々ストレスあるんだと思うんです。でももっと心配なのは本社の先輩で、私が配属されたばかりの時の内線からどんどん声が弱って疲れてるんです…私が早く仕事できるようになれば負担が減ると思うんですけど。」

と本音を漏らしたら

 

「新しい部署だから、今矢面に立たされて正直大変だと思うよ。でも潰しに来る奴らはリスクを取らない考えだけだから。否定するなら代案持って来い、っていつも思ってるけどね笑 まあ、僕らも全力でフォローするから進んでリスクとって強気な姿勢でいっていいよ。部署としても大変だと思うけど若いうちにしんどい経験積むのは良いことだと思うよ。これから絶対成長する。」

 

「あとね、君が例え一年目でも君の上司は君がいることで少なからず精神的に救われてると思うよ。」

 

とぐうの音が出ないくらいカッコよくて

お父さんっ!!!って叫びそうになりました。

そしてお父さんはこんなことも言いました。

 

「君の上司は彼だけかもしれないけど、君の職場なら、そうだな、〇〇さんや△△さんとかは聞けばたくさん教えてくれるし頼っていいんだよ。もちろん本社で離れてるけど僕や□□さんや僕らの部署もね。幸か不幸か君はもう僕らの"仲間"になってしまったから、頼っていいんだよ。」

 

その後、前職の話やわたしの知らない製品知識を教えてくれました。

 

仲間…

なんか早く上司と同じ目線になりたくて

毎日毎日必死で迷惑かけたくないけど迷惑かけてって思ってたけど

あ、頼っていいのは上長だけじゃないんだって思ったらほっとしたし

何よりこんな下っ端のことそうやって言ってくれるのが嬉しかった。

これだけで今日呼んでもらえてよかったなって気持ちでいっぱいになりました。

 

本社の上長二人とお話しできて、

自分の上司のプライベートな話を初めて聞けて

すごく楽しい会!

 

で、終わるはずだったんです。

 

帰り際までは………

 

飲み会を終え、店を出た時「リカコさん」と上長に呼ばれました。

 

「リカコさん、さっき本部長と話してたんだけどね、」

 

ああ、これはまた何か仕事が増えたパターンだな笑 なんだろう、結構溜まっちゃってるんだよな笑

 

「リカコさん………ゴメンね。」

 

・・・・・・・はっ???

意味がわからなかった。急に謝られて、なに怖いんだけど、ていうかどんな理由があろうとあなたに謝られると良い気がしませんよ、なんですか………

 

「俺、リカコさんに仕事任せすぎてたわ…。

本部長に言われて気がついた。新人に仕事させすぎだって…俺、これからはちゃんとリカコさんの進捗チェックして仕事振るようにするね、期待しすぎちゃった、ゴメンね…」

 

お、怒られたんだ…

最悪だ…

え、てか何?期待しすぎたって何?

期待通りの働きできてないってこと?

いらないってこと?

他の新人が帰ってても仕事続けてるわたしに帰ってもいいんだよと言いつつ残業は悪じゃないからって、終わってなくても仕事たくさん教えてくれてこんな重要なことやらせていいの?ってことも上長が最終チェックするのありきでたくさん教えてくれたり、もうしてくれないってこと?

わたしってそんなにダメ?いらないの?

他部署の人や総務がなんか言ってきても

部署の人数と仕事量考えたらわたしが仕事するのは仕方ないことだし、俺はわかってるってスタンスじゃなかったの?

そんな普通のこと言わないでくださいよ…

わたしのプライベートに全く興味なくて仕事で使えるようになるかしか興味ないその感じでいてくださいよ。

優しくならないでくださいよ。

絶対的な存在でいてくれなきゃ、困りますよ…

わたしが成長してくれなきゃ困るって、予算全部投資して学校通わせた君が多部署に行ったら泣くよって言ってくださいよ…

 

ここまで読んで、「リカコ頭おかしいのか…」と思った方はその感覚大事にしてください笑

でも、これがわたしなんです。恋愛に依存しなくなった代わりに仕事や上司に依存してる節が少なからずあるので、感受性だけで生きてるわたしと違って無感情に論理的に生きてる上司が一生交わることなくて絶対的で神さまだと思ってたのにわたしの中でガラガラ音を立てて崩れていって…

それでもわたしは

 

「え?わたしは大丈夫ですよ!休むときは休みますし!というか、上長に無理って言えないような人間に見えますか?笑

やめてくださいよー!あ!ちょっと、本社の人とスイッチなんてやめてくださいよ?上長わたしのことこっちに呼び戻してくれないですよね?笑」

 

本心泣きそうだった。

スイッチの話は今橋さんが飲み会の時にリカコさんも本社の人間と関わったり本社で仕事すればいろんな知識がつくし、本社の親戚部署で一緒に仕事してる方がこちらにくればうちの上長も嬉しいしたまにはいいかもね!と、話していたのですが、その時上長が「そしたら僕本社から来た彼をもう返しませんよ?笑」と笑っていて、上長の感情が死んでる点はそういうところでそれはイコールわたしをバックさせないということを言っていたのであるけれど、こういう発言は多々ある人だから、その時ちょっとショック受けてそんなこと言わせないくらい成長するぞーってその都度やってきたけど、泣きそうな今、それは無理だった。

 

上司は

「いや、俺が隣で怖い顔で夜遅くまでやってることで仕事ってこういうものだってリカコさんに植え付けてるんじゃないかって本部長に言われて。うん、でも俺少し考え直すわ、ゴメンね。」

 

 

もうやめて…

飲み会の時に「このままたくさん勉強して頑張れば上長みたいになれますか?」って聞いたら

「3年5年って立った時にリカコさんは他の同期と比べ物にならないくらいすごい成長してると思うよ。ただ、俺みたいにはならないけどね!笑

だって俺、13年もやってるから☺️笑」

ってそういう貴方が好きで、仕事でしか評価されないけどだからこそフェアで頑張ろうって思ってたのに…

わたし、何でこんなに頑張ってたんだっけ…

 

「あの、追い出さないでください…

スイッチとか、しないでくださいね😊

絶対戻してくれないですよね!笑」

 

怖かった…

同期もいないし3人しかいないし

明らかに3人の業務量じゃないからこそわたしも必要だからこいつを鍛えあげなくちゃっていう「必要とされてる感」とか「居場所」とかそういうなんか勤めてる意義とか生きてる意義が無くなるのが怖かった。

 

「俺はリカコさんのこと追出す気も手放す気もないよ…」

 

いつもなら頭で何回も何回も反芻して次の日同期にニヤニヤしながら話しちゃうくらい嬉しかったのにこの日は言わせた感しかなくて

普通の人みたいなこと言って悲しい顔してる上司を見て悲しくなった…

なんで………

 

帰ってからも喪失感が消えなくて

久々に死にたくなった

いらないと言われた(気がして)不安もあったし

なんで仕事してるのか生きてるのかわからなくなった

初めて会社に行きたくなかった

でも仕事がたくさんあったから行かなきゃいけなかった

でも上司に会いたくなかった

喋りたくもなかった

 

なんかもう全て疲れて寝た

 

一体何の為にやってるんだっけ………

 

あ、レイチェル、レイチェルガードナーと一緒だ

 

わたしの神様は、死んじゃった

 

つづく(笑)