不器用リカコの書きたい人生

20代リカコが書きたいことを書きたいままに書くだけのブログです。

休日の顔

おはようございます。リカコです。

超絶珍しく座れてしまった。こういう日は勉強するべきなのにブログを綴っています。

 

月曜日の朝。

鳴り響く目覚ましが私を悪夢から引き摺り出してくれるのに、現実に戻るより夢だっ!ってわかる悪夢に浸っている方がラクでなかなか今日を始めたくない。

でも遅刻するわけにもいかないし

目覚ましは何度も何度も私を救いにくるから

手を差し出してカーテンを少しだけ開けて

直ぐ閉じて着替える。

 

洗面所に向かうついでにやかんでお湯を沸かし

目の下のクマをあまり見ないように

コンタクトをつける。

 

沸騰した音が聞こえたら風呂場の換気扇を弱にしてカフェインを摂取できる何らかのものを飲む。最近はホテルから頂戴したアメニティのコーヒーを飲んでいる。

美味しいとか美味しくないとかではなく

今日を始めるために飲んでるだけ。

あとは血糖値ガン上げするために甘いものを食べる日もある。

 

だいたいこのくらいから平日の顔に入れ替わり始める。

本来はそれでいいのに今日はそれに抗いたかった。よくわからないけど。

建前の私は6時の当駅始発に乗るつもりだった。でもラストの始発に乗った。土曜日何も触らなかった仕事が終わらなかったら今日は誰もいないオフィスで残る覚悟をした。怒られても終わるまで帰らない。鍵の掛け方だけ優しい人におさらいしておこう。

 

吸い込まれるように設計された改札へ向かう下り階段の前、わたしはいつも口角を上げる。

みんな知らない。わたしが大学生になる前、受験という戦争に自害みたいな形で負けて、一年間予備校生活をしていたときに、電車の窓に映る自分の顔を見て笑う練習してたことなんて…笑

もともと口角が下がってるから意識しないと不機嫌極まりない顔なのだ。

ブスなのに不機嫌だったら最悪だろう。

愛嬌のあるブスはまだ可愛げあるのだ。

そういうわけで今日も笑顔!頑張るぞ!と平日の顔の総仕上げで電車に乗る前に自分を作ってから行くのだ。

 

もちろん今日もやっていたが

先にも言ったが抗いたい気分で「マジックミラー」エンドレスリピートして貴重な勉強できる時間にこうやってブログを綴っている。

 

休日の顔は大抵金曜の夜から始まる。

次の日寝坊しても構わないと思うとダラダラして気がついたら9時くらい。もちろん土曜日の朝である。そして予定がなければあと少し、洗濯物が溜まっていてかつ晴れていれば洗濯だけ回してまた布団へ倒れ込む。気がついたら洗濯物が干してあって(もちろん寝ぼけながらも自分でやってる)口の中がキモチワルイと思えば寝ぼけながらもなんか食ってる残骸がある。

時計に目をやると17時を過ぎていて、あーという気持ちになってとりあえずシャワーを浴びたり洗濯を取り込んだりそんなこんなで22時くらい。日中浅い眠りでも眠り続けてるので3時くらいまでは活動している。と言っても生産性のあることは何もしていない。

別に興味もない動画を流し続け無になっている。

また、土曜を無駄にしてしまった。

つかれたしんどいやすみたい。

 

日曜も同じ感じだ。

 

そして今日こそ22時には寝るぞ。

なんて思ってもシャワーも浴びてない状態で23時を回っている。

明日も早いのに…

 

今回の土日は

土曜日に母校の学祭に行く予定があった。

正直休みたかったけど会いたい人がいたので

これは頑張ろうと思った。

寝坊しないために平日と同じ時間に起きないと間に合わない美容院の予定も入れた。

 

担当チャラ男変態美容師さんは前髪無料カットだけをしに来た貧乏OLにも優しいので

今日これから学祭に顔を出すことを伝えると

休みの日くらいはちゃんと巻かなきゃ😘と言って可愛くセットしてくれてなんか高そうなヘアクリームとかもつけてくれた。

この人はお客さんに甘くてとても好きだ笑

この担当美容師と話して元気にならないことがないから天才だなあといつも思う。

 

死にそうなテンションを可愛いでリセットしてもらって、無事学祭にも行って会いたい人にもあったので仕事をするために帰った。

 

研究室の同期は飲み会をする予定だったようだが、平日はとても行きたかったが帰って良かったと思う。帰ってpcをつけてからの記憶がほぼない。日曜になっていた。

 

日曜になると会社のpcにアクセスできない。

終わった……………

締め切りが火曜の提出書類を全く触ってない上に月曜は社内会議が二本立てである。

その上朝急ぎの業務があるのだ。

早く、出勤すべき日、なのだ、本来は………

 

日曜は悪夢から引きずり出してくれる目覚ましも休日なので、わたしを救い出してくれるものはなく、いつまでもループする得体の知れないものに追いかけられる夢を見ていた。

 

家のやるべきことも3割くらい残ったまま月曜日になり

何ひとつ終わらせられないまま

長引かせてしまった休日の顔をそろそろ平日の顔に戻さねばならない。

会社の最寄りはもう直ぐだ。

 

冬はみんな黒か白しか着ない。

黄色のカーディガンは少し目立つ。

それでも平日のわたしはむしろ目立ってラッキーと思えるだろう。

 

平日じゃない日ではなく

"休"む"日"を愉しみたい。