不器用リカコの書きたい人生

20代リカコが書きたいことを書きたいままに書くだけのブログです。

きみが心に棲みついた

お疲れ様です。リカコです。

 

友人に薦められて読んでみました。

 

アプリで読んだので、新装版の配信されてるところまでとSを完走しました。

新装版の途中で終っちゃってるところがちょうどSの始まりに繋がってる感じだったので、ストーリーの漏れは少なめに読めたかな?

 

どうやらドラマもやっていたみたいですよ。

 

そんなわけで、感想、感想、感想、、、

 

友人もLINEであああっと打ってきたんですけど言語化するの難しいなあ笑

 

まず、最初にLINEでも連絡したのはキョドコと自分が被ってうっ…となりました。

まず感情に引っ張られて仕事への心持ちまで上下するところ。感情の起伏がもろに行動に出て浮き沈みするのとか、漫画を通して客観的に見てたら、いやいやしっかりしろよ!って思うんだろうなあとわかるんですけど、できないよね、ツライヨネ自分でもコントロールできないし、頭のどっかでダメだってわかりながらダメな自分から脱せられないのも依存がやめられないのも…

 

読み終って思ったんですけど、もしかして、新たな好きな人ができたのになんで酷いことされた昔の彼氏でもない男に依存し続けるの?って単純に疑問に思う人もいるのかなあと思ったら、キョドコが今日子になるまでの本当に長くて暗い道のりがフィクションの読者もたくさんいるのか、と。

 

だいたい幼少期からの積み重ねで大人になっていくけど、なんだっけな、なんかの本で、母親の呪いから解かれないとみたいなのあったんですけど、呪いって表現してるから、「あんたはできない子供なのよ!」とかマイナスな言葉だけを想像するかもしれないんですけど、そうじゃなくて子供の頃に言われてすべてのことは呪いでそれに縛られるんじゃなくて、自分で自分を見つけよう的なことなんですけど、ほら、「リカコは真面目でいい子ね、自慢の娘だわ!」って言われて育ったらそれに沿うように真面目でいい子になろうとするけど、実際、学校や社会や外の世界に出れば、呪いのギャップと苦しんだらするじゃないですか、まあそんな感じ、本編と関係ないからこの話はこの辺で笑

 

まあとにかくこの漫画にもそういう家族との描写があって、わたしはね、最後にお母さんの顔が「母」からひとりの人間になるところが今日子自身の母親への見方が変わった瞬間であり、お母さんの今日子への素直な気持ちがやっと出せた瞬間でもあって、なんか、ああってなりました。感動とかではないんだよなあ、ああ、って感じなのよ、伝わらない笑

 

あとね、わたし八木さんが結構好きだったんですよ。

まさか最後に背中を押すのが彼女だとは思わなかったけど、それもまたよかった。

周りに悟らせないのに、強そうに見せてるのに、本当の自分はフラフラでグラグラででも負けまいとして前に進むの本当にすごい。

 

そして結末はトゥルーエンドだけどある意味バッドエンドででもこれ以上の展開は切なさじゃなくて悲しみが残ってしまうからこれが正解だよなあ、て感じで、あああってわたしもなりました笑

 

エンディングに向けて、彼らも「あの時、」と口々に言っていましたが、わたしもifをたくさん考えちゃいました笑

 

もし、バーテンダーと同じ中学に転校していなければ。

もし、バーテンダーの目に今日子が止まっていなければ。

でも、そのもしがあったら吉崎さんに出会えてなかったもんなーああああ運命とは!!!

 

あと、どうしてキョドコにだけは手を出さなかったのでしょうか。

キョドコが妄想したように大切だったから、では、少なくとも初期の段階では絶対に違うと思うんですよね。

依存されるとわかっていたから?

それとも自分が依存してしまいそうだったから?

それとも、星名さんは、地獄の中でもしかしたらと希望をキョドコに寄せたのかな。

わたしには残念ながら想像しきれませんでした。

 

わたしの心に棲みついているのは………。

 

 

ところで、八木さんの「残り物には福がある」旦那は誰だったのですか?笑

わたしこれが一番わからなくて一番知りたいのですが笑