不器用リカコの書きたい人生

20代リカコが書きたいことを書きたいままに書くだけのブログです。

「精細さん」の本

どうもこんばんは。リカコです☺︎

久々に本のカテゴリーですな。

今回は、以前HSPを知った時に紹介されていた本を読んでみました。

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Highly Sensitive Person - 不器用リカコの書きたい人生

 

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いきなり話が逸れますが←

たぶん通勤時間で読み切れる量だったけれど、内容的にも心を落ち着かせて読みたいと思って、先日買ったソネングラスの灯で寝る前に短い時で3分〜長くても15分足らずくらいでちょっとずつちょっとずつ読んでました。

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これがとても良い感じなので今後も継続の方針ですw

 

戻ります。笑

 

結論から言うと前半は今までずっと悩みながら考えて、それこそちょっとずつちょっとずつ見つけてきた答えが綴られている、という感じでした。わかるーそうなんだよーとかいう共感もとうに通り過ぎてて、もしかしてというか自分に人がキャッチしないものまでキャッチしてしまうセンサーが付いているのは、いろいろな人のおかげで自覚していたし、当たり前だけど当たり前にみんなわかっていない他人と自分は別物で感覚がわからないということがわからないということを知っていたので、わたしには既に必要ない本なのかな?と思いながらも答え合わせのように読み進めていました。知ってることだから特段心もざわつかないし、寝る前にはある意味よかったかもしれません。

 

後半は、だいぶ悩んで答えが見つかってなかったことと掴みかけてたことがハッキリすることが書かれていました。

ざっくり書くと前半は繊細な感覚の説明で後半は繊細さんがどうやって生きれば、本人がたのしい人生を送れるかということが書かれています。

 

これはわたしの場合、HSPを理由にしていいのか微妙なところがあるんですけど、

マルチタスクが苦手(これは特徴にあるらしい)

・仕事が遅い、一つ一つのことに時間がかかる

ずっと悩んでました

 

小学生くらいからずっと。

 

『アンタは要領が悪い』

 

『リカコちゃんってみんなよりやってるのに報われないよね笑』

 

そんな言葉を浴びせられても効率とか要領とかそれを考えるの自体時間がかかる。

脳の容量が小さいのかとさえ思います、正直今でも笑

 

バイトでも、そんな感じで要領悪くてヘルプ飛ばされた先で陰口、しかもそういうとこは鈍感じゃないからしっかり聞こえてんの笑

で、円脱だらけで成人式笑

最初に勤めてたコンビニは後ろのジュースの棚まで人が並んでる時におでん作りながら、賞味期限切れ落とす作業して、品出しして、優先順位どれ?ってパニックになりかけるとよく主婦にお尻叩かれてたなあ。でもコンビニは仕事覚えて同じことの繰り返しでつまんなくてやめたんですけど笑

最後一年勤めてたバイト先でもよくパニックになってたけど主婦が「リカコ!大丈夫か!」ってよくヘルプ入ってくれて目の前のことを処理させてくれたからすごくありがたかったなあ。それでも「リカコ今日もよく回ってたねw」と言われてたけど笑

パニックになると方向転換もよくわからなくなってくるくる回ってるらしい笑

とにかく一気にいろんな情報を処理するのが苦手。

実際、仕事も遅くていつも残っちゃうし、たくさんやることあるとまずどれやればいいか考えるのに時間かかっちゃう。

 

で、この本に書かれてたのは

ひとつひとつやっていこう!

 

これね、仕事できる人やマルチタスクができる人は何でもないのかもしれないんですけど、

実はこれ半年くらい前から意識はしてたんですけどうまくできなくて最近やっとできるようになってきたことだから、ハッとしました。

 

わたしは今上司が配慮してくれてるから締切が近々の仕事とかはほぼ無いんですけど、半年くらい前、仕事の遅さとやることの多さで締切に間に合わない事案で溢れてしまって、毎日3時間睡眠とかでその睡眠さえうまく眠れなくてパニックになってた時がありました。

正直上司も死にそうだったと思います。今でもこんなポンコツ抱えて仕事も抱えてるので死にそうだと思いますが()

その時上司が言っていた

ひとつずつやっていこう

がすごく印象的で心強くて、たぶん自分にも言ってたんだと思うんですけど、焦ってもしょうがないし、ひとつずつ確実に潰していこうと。

でもこれがなかなか難しくて、意識はしていても、あれもやんなきゃこれもやんなきゃって思うと他のことがちらついて目の前のことが見えなくなってしまうんですよね。

ひとつずつやっていくという指針はあるけど方法がイマイチ掴めてなかったんですね。

 

この本に書いてありました。

優先順位をつけないでひとつだけ決めて、電話、問い合わせ、その他諸々に邪魔されてもまずその一つを処理することだけを考える。

これはわたしには結構革新的でした。

さらに自分ルールを決めておくと良いというので(気付いてしまうから処理したくなるので例えば自分が取らなくてもいい電話をとってしまうとかHSPはやりがちらしい)、最初に怒られた『客は最優先』と上司の指示は最優先、あとはだいたい自分が投げてる書類が戻ってきて発生する業務があるのでそれは戻ってきたら即やる。そのかわりひとつ決めてることを今どこまでやって次仕事に戻ったらどこからやるかちゃんとフセンしておくことで、今の目の前の最優先事項だけを考えられるようにする。とルール決めしたら、1日のゴールが見えやすくなったし、もちろん予定通り行くことばかりじゃないけれど進捗具合で明日やるべきこととか見えやすくなってきたので、マルチタスクができないことで悩んでマルチタスクができるように努力するより自分に合ったやり方でやるのが良いのではなく、それしか無いのだとやっと認められました。残念ながら出来ないこともあるのです。気付いてたけど、なんで人より頑張っても出来ないって自他共に言われなきゃいけないんだろう。頑張ったら報われるなんて嘘だって早い段階で思いながらも頑張るの辛かった。不器用とか容量悪いっていうのは簡単だけど誰も改善方法は教えてくれなかった。というかできるのが当たり前の人たちにはできない理由がわからないから当たり前なんですけど。お互いそれをわかってない世界は辛かった!

 

相変わらずわたしのセンサーは上司の気持ちの波をキャッチしてるけど、わたしのbossはわたしがポンコツなのを把握してるから、これをこの日までに仕上げてくださいとか、これは優先順位上げて取り組んでください、とはいえすぐじゃ無いから焦らずに、とマジでこの人が上司でよかったあああという指示を出してくれるので業務はとてもやりやすいので有り難いです。

 

そんな感じでこの本で拾ったことの一個目は、上司がくれた『ひとつずつやっていこう』の指針のためのやり方: 優先順位をつけない、ひとつだけ選ぶ!でした。

 

長くなったけどあと2つ拾ったものがあって

二個目は『繊細な感覚はなくならない』ということ。

 

繊細さんは、自分の本音を大切にするとたくましくなっていくのです。(中略)たくましくなるとは、決して鈍感になるという意味ではありません。

 

これ地味に気にしていたことで。

自分が不幸を感じている方が他人の痛みに共感できるし、センチメンタルな方がそれこそ良き文と思えるものが書けるんですよね笑

だから、しあわせになったら自分が辛かったことを忘れて他人の心に平気で土足で踏み込む人間になったり、今感じられるこの人こういう人だなとかこういう風に思ってるなとかそういうのに疎くなるの怖いなあと思ってる節があって。

 

でも繊細さは夏目の妖怪が見える力とは違うようです笑

 

だったらもうせっかくあるセンサーで感じたイヤな感じは近づかないようにしたり、自分ルール作ってなるべく疲れないように病まないように心に余裕がある選択をしていこうと!

 

そして三つめは自分の本音を知る方法です。

周りを気にせずに生きていたなという年齢の頃の自分を思い浮かべて迷ってることを問いかける方法なのですが、これに関してはこの方法に目から鱗!とかではなく、なぜ心に引っ掛かったかというと周りを気にせずに生きていたなという年齢が記憶の中で遡りきれなかったことに絶望したからですw

 

幼稚園の年長さん。乙姫になれないことを配役が決まる前から悟ってたわたし。想像通り乙姫ではなく鯛やヒラメになって既にヒエラルキーを言葉は知らなくても感じていたわたし。

年中さん。本当は遊びたい子がいたけどいつもつるんでいた女の子に怒られるのが怖くてこっそり遊んでたらやっぱり晒し上げられて、自分は下の人間だと悟ったわたし。

年少さん。ママに手をひかれ、うきうき入園式にやってきたわたしは園の前の階段で転んで人目を気にせず大泣きして一人先生に抱き抱えられての出席。人目を気にせず…人目を気にせず………3歳、、、だと、、、?

 

子供っていつから大人になるんでしょうね?

大人って一体なんですか?笑

 

でもこのくらいの歳から死んだばあちゃんはわたしの感受性に気がついて、わたしの母さんに「この子は感受性が強すぎるから気を付けてあげなよ」と伝えて、母さんは20年くらいそれをひとりで抱えてたっていう。

 

でも記憶がなさすぎる歳なので、わたしはこの方法で本音を知るのは難しいなと思いましたw

(ちなみに本によると2歳くらいが良いらしいw)

 

まあそんな感じで何日にもかけてゆるりと自分の性質を振り返ったり改めて認識して、この感覚を大切に決して驕らず謙虚に自分らしく出来ないことを嘆いたところでこの歳で出来ないもんは今世では出来ないので、際限ある人生、出来ることとちょっと頑張れば出来そうなことで自分の生き方をゆるっとしていこうと思いまーす。

 

本の感想ではないですな笑

 

本を媒介にした感情の放出でしたw

 

でもそういうことを大切に✨という本だったからご愛嬌( ˊ̱˂˃ˋ̱ )

 

この本を読んで、最近わたしは今までずっと悩んでたことから解放されつつあることを自覚できました。あとこの本は、今まさに自分ってなんかみんなと違う、うまく生きられない…って思ってる人が読んだらスッキリする本なんだと思う!わたしは既に自分でそれをやってたから答え合わせでしたが!笑

 

そんなわけで本読むのは毎日数分なのにブログに1時間以上費やしちまったぜ(ᯅ̈ ) 笑

 

明日は7時に起きてゴミを捨てます。

おやすみみみΣ(-᷅_-᷄๑)