不器用リカコの書きたい人生

20代リカコが書きたいことを書きたいままに書くだけのブログです。

ベルナール・ビュフェ回顧展

この一週間、「ほんのり」習慣が変わったからか不思議な感覚、トモロウさんじゃないけど「何か掴めそうな感覚」なんです。

 

美術館・博物館は以前から興味はあるし、旅先でも行ってみたり、そういうのに興味ありそうな友人Fを誘って一緒に行ったりすることもあります。このカテゴリーのきっかけであるあさくら画廊さんなんてまさにそうよね、彼と行きました。

 

それよりもっと前には、同じ声優さんのファンだったねえさんに現代アートの展覧会にお供させてもらったり。

 

よく美術館なんかはひとりで行くべきものだと言われますし、わたしの想い人も「他人と言ったらお互い自分のペースで見れないし、デートには向かないよね。音声ガイドとか絶対借りるべきだし」と言っていました。

 

そうですねえ( ˊ̱˂˃ˋ̱ )

なんて言ってましたがわたしは逆。

興味はあるけど見方がよくわからない笑

だから人に着いて行くのが好きなんですよねえ。。笑

 

たぶん想い人が美術館・博物館によく行くという話を聞いてなかったら今回も行ってなかったと思うんです。これは前々からうっすら気づき始めてることなんですけど、わたしは自発的に好きになったものなんてほぼ無いんですよ。

もちろん突き詰めれば全ての人間がなんらかの影響を受けていろんなものを好きになったり興味を持ってるんですけど、そういうことじゃなくてね、ここの説明の仕方をまだ習得できてないんですけど、自発的に好きになるのは人でその人が興味あるものを知りたいっていう意識が強いんだろうなあと。今回ここ本題じゃないんで省略しますが笑

 

まあそういうわけでひとりでは絶対に行かなかったであろう美術館、というか展覧会に行ったというお話なんですが、前書き長えよ笑

 

やっと入場しますね笑

 

確かに作品が好きな人たちがひとりで行くべきというのはよくわかりました。

今回初めて全ての説明書きを読みました。

説明読んで絵を見てみると、わたしもオードリー若林さん同様自分との会話を死ぬほどする人間なので、若林さんが腕を後ろに組んで立て看の説明読んでるみたいに「なるほどね、確かに色彩がさっきと全然違うわな、」とかずっーと自分としゃべりながら見て喋り相手自分なので超絶ゆっくりじっくり見れました。

 

でもふと、彼女が言います。

「この説明ってさ、誰が書いてんの?笑

なんかさ、なるほどなるほどって言ってるけどさ、え、この人ベルナールじゃないよね?『…と言っていた』的なところはなんか記録が残ってるだろうことだから説得力あるけどさ、え、この解説者だれwww」

もーそっからはツッコミの嵐笑

おまえみたいな奴は来るなって感じですよね、すみませんw

 

それでずっと気になってたんですよね

"パートナー"のピエール・ベルジェさん。

「なんか男性っぽい名前だけど、一緒に暮らしてるっぽいし、超支えてるし、妻とかそういう書き方してないけどまあ色んな形があるよな、結婚してなくても"パートナー"だったんだろうな。」

 

それが一転

 

(アナベルと結婚し、長年のパートナーだぬたピエール・ベルジェとは別れました)

 

「what!!? まって、え、あんなに献身的だったのに???てかちょっと待って。アナベルと結婚したあと色鮮やかになってんじゃあないよ、どうゆうことよ、モデルだって、、、なに?そういうことなの?結局美人に落ち着くんですか、はいはい、ベルナールさんイケメンですもんね、もういいよ、この世は非情だ」

 

ほんと思ってたけど書いてみるとこんな奴来ないでほしいわwww

 

後々判明するんですけどピエールさんは男性ですね、そしてあのイヴ・サンローランさんと共になるんですけど、結果オーライみたいだけど、これにもだから良かったと思うなよベルナールよ、、、とか忠犬リカコは牙剥き出しでずっと唸ってました笑

 

ちょっと戻りますが、この回顧展来る前に予習とかした方がいいかなと思ってHPを少し読んできていてその時に見た彼の言葉が心に残っていました。

 

『いつの時代も道化じみていますが、ピエロは変装したり滑稽にすることによって、自分を思いのままにすることができるのです。つまり自由なのです…』

 

これを見て、あ、予約してよかったな。

ベルナールさん好きだわと思いました笑

なんせわたしら神様のピエロ要員として生み出されたと思って生きてる人間なので(笑)、素直にこの言葉に少し救われました。

 

で、実際そのピエロ(彼は自分のことをピエロとして描いてるだかでピエロの作品は結構あるので、あのだれが書いたかわからない解説の中にこのコメントが添えられていた画)を見た時にわたしは、はっとしました。

 

「見て!ゆーふぉがあるよ!!!」

 

ピエロの足元にベルを下にして立てられたEuphoniumがあったことに感動!

そのまま左に視線をスライドするとなんとそこには(トロンボーンとピエロ)

 

「ファッ!!?トロンボーン!!!?」

 

確かに左手にゆーふぉ右手に別の楽器があるけれどそれもトランペットですけど。。

 

例の解説に目をやると

(画家の思い違いかトロンボーンではないが、この憂鬱な表情の下ではただの物体と化している。)

 

「うぉおおおい!!!www」

 

ベルナールさんは皮を剥いだものへの偏愛やらネクロフェリアの一面があったらしいんですけど、不勉強なものでネクロフェリアって初めて聞きました。

でも改札の理論から言うと蝶々ピンで刺して集めてる人達もネクロフェリアってことですよね。今ぐるぐる先生に忘れちゃったので漢字教えてもらおうと調べたらなんか怖い定義出てきたので一旦閉じました。今度ちゃんと調べますね。

 

あとね、わたしもう美術を嗜む才能ないんだろうなあと思った出来事がありましてね。

 

ドン・キホーテが描かれた画を見てね

「わあ!ワンピース一巻の表紙のルフィと漫⭐︎画太郎せんせいが描きそうなゾロとサンジっぽくない!?」

「いやいや、リカコちゃんよ、バンザイと赤の服に引っ張られすぎよ、おまえ、本当才能ないな!かえれや!w」

。。。さーせん笑

 

フランソワーズ・サガンは知ってました!

読んだことないけど、ベルナールさん著名人との交流がすごい。

 

人が嫌いで日本に来た時なんだったかな、なんかには参加しなかったっていう解説はちょっとすきでしたけどね笑

 

あと最後まで見て、アナベル夫人はずっと彼のそばに居たんだなあと思って、途中で衝撃だったから悪く思っちゃったこととか、アナベル闘牛士の格好したときのコメントはなんだ!スカしてるのか!とか思ってごめんなさいって謝りました。

 

皆さん、言いたいことはわかります。

 

いや、画をもっと見ろよ!!!

 

でもわたしはまた美術館や展示・展覧会に行くと思います笑

 

今回だって、"ベルーナルビュッフェ"展だと思ってたところからは、ベルナールさんって呼べるようになったし、いろんな知識を得ていろいろな感情が芽生えたのでだいぶ成長したのではと思います笑笑笑

 

わたしなりにたのしかったです☺︎

先輩には失望されそうなたのしみかたですけどね、まあそれはいいじゃない笑