生活感がある
『生活感がある。』
これは果たして褒め言葉なのだろうか。
『生活感がある』の反対に『生活感がない』も聞いたことがある。
なんかどっちも褒め言葉にも貶し言葉にもなり得るような気がする。
話し手と受け取り手次第、か。
けっこう昔にポストに電気屋さんのハガキが入っていた。
アンケートを記載してお店に持っていけばテッシュが3箱も貰える。というものだ。
わたしは何も買いもしないのにテッシュ欲しさにお店に向かった。
その時ふと心に浮かんだのが『わたし、生活感あるなあ』でした。
なんとなく、こんな小さなことでいちいち喜べる自分は愛らしいなあ、庶民的な自分がけっこう好きだなあ、という思いが詰まった『生活感がある』でした。
ですがその後、これもまただいぶ前なのですが、友人が泊まりに来る機会がありました。
「ごめん、狭くて汚い家で〜」とわたし。
あ、余談ですがわたしは自分の家けっこう気に入ってます。狭いのは他の人にとったら、という意味でわたしには十分な広さですし、汚いのはわたしの匙加減なのでw
そんなありきたりなわたしのセリフに
「わたしこういう『生活感がある』家、好きだよ!」と友人。
わたしは思いました。
ん?
なんだろう、絶対話し手はプラスの意味で言ってるのに、この違和感。
はて、
『生活感がある』って褒め言葉なのか?
皆さんは『生活感がある』どう捉えますか?笑