にょにょっ記
彼女がおもしろかった本と書いていた本を読んでみた。
頁をひらいて、彼女が言っていた「軽い気持ちで読める」の言葉が脳裏に浮かんだ。
日記。。
読み始める。
何処となく彼女の書く文章、世界観に似てるなあと思った。
先入観。
「"僕は"車の免許しか持ってないんだ」
ふーん。
「生まれて初めてできたガールフレンド…」
あれ?男性なんだ。
そしてさらに表紙のくまをわたしは無意識に脳に住まわせていたようだ。
「でも、私は44歳である」
な、なんと…
女性ぽい文体と思ったら男性で
くまの"てい"で書いてると思ったら
44歳のおじ、男性だった。
なんということだ、頭が固くなってしまっている証拠だ。
ちょっとビリビリ衝撃は走ったけど書いてあった頁を探すために本をパラパラ3周するくらいには忘れてぬるりと彼の文体に馴染んでいた。
ところで「にょにょっ記」を買う前に私は悩んでいた。
君が教えてくれた「にょにょっ記」、、、
なんかいっぱいあるんですけど。
「にょにょっ記」から読んだら、『ざんね〜ん!一巻の「にょっ記」を読んでないから君にはこのお話わかりまーセン』とか『続きは「にょにょにょっ記」で☆」みたいな展開だったら、、、どうしよう。
シリーズものは、苦手なんだよなあ。。
『ぜんぶ同じシリーズだったと思うけどどれが最初かわすれた!笑』
そうか笑
それならあなたが手紙に書いてくれた「にょにょっ記」からわたしは読むよ。
へー。西加奈子さんが解説なんだ。イイな。
友人が言った、
わたしは木綿のプリン派!
教えてくれたとおり読んでたら直ぐにわかった。
でも木綿のプリンって、なんだ。
世の中知らないことがまだまだたくさん。
知らないままのこともきっとたくさん。
彼の天使はこの絵文字👼みたい。
わたしの心に住まうのは、天使でも悪魔でもなくわたしの亡霊だけだから、ちょっと羨ましいな。
この亡霊も調子がいいときは👶こんくらいの感じだけどね。
ステキな本を教えてくれてありがとねん。