不器用リカコの書きたい人生

20代リカコが書きたいことを書きたいままに書くだけのブログです。

恋愛マーケティング4.0

どうもこんにちは。リカコです☺︎

やっと、座椅子に腰掛けてゆったりとブログを書けます。うれしい。

 

早速ですが本日の本はこちら!

(いつもこんなこと書いてたっけ?笑)

 

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いろいろあって今までの心持ちとは違う状態でマッチングアプリを始めたんですが、なんせこの世間一般ではめんどくさいとされる性格。

 

始めてすぐこんな感じになりました。

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マッチングアプリ - 不器用リカコの書きたい人生

 

これは友人Fにそのまま送りつけた(迷惑w)LINEなんですけど、これに対し彼の回答は

「『恋愛マーケティング4.0』を今度貸してあげる。1.2全く同じことしてるこの人もわら」。

 

ひらがなでわらはわたしのアレンジではなく彼のオリジナルですわら。

 

最近ビジネス書をたくさん読んでいる中の一冊だったようで、貸してもらいました。

 

ですが何を隠そうビジネス書・自己啓発の類が嫌…ニガテな私、最初から薄めというか斜めに読んでるというか、いわゆる間違った用法の方の"うがった見方"をしてました!はい。(うがった見方という使い方は間違ってる!というのはいいけど、じゃあそれに変わる言葉をちゃんと提唱してほしいですよね。指摘するだけなら国語辞典がやってくれんだから、うるせえですね、すみません。)

 

まあそんなんだから、第一章読んでる時は「あーいつもの感じね、もう読みきれんかも、返そうかな…」と正直思ってました。笑

 

ですが彼の言っていたとおり、わたしが行った「プロフィールで自分を出すことで自分に"マッチ"する人のハードル(ハードルというとこちらが上みたいになりますが、そうではなくこれが私なのでこれを許容できない方は私と話すだけあなたの時間の無駄ですよという親切な注意書きだと思います。たまに読まないで特攻してくる人いますが、それは論外ですね。)を設ける。」ということを打算的に・戦略的に突き詰めていったのをわかりやすく書いた本がこの本だ、と気がついた時に「マーケティング」という言葉に囚われず読めるようになって(よりプロフェッショナルな視点で解説してくれているだけで、ある程度のことはマーケティングを意識してない一般人、少なくともわたしはやってるから)普通に小説の登場人物に共感する感じで物語的に続きが気になって読了してました笑

 

途中で作者さんが実際にアプリ登録に使用した写真を見たんですが、俗っぽい言い方をすると「顔面偏差値の高い」女性で、こういう方でもタイミングが合わなかったり、自分の理想を突き詰めるとなかなか納得のいく結婚というものに辿り着けないんだなあと、そう考えると学生時代から付き合ってて〜とかビビビがあって〜みたいな恋愛結婚の人って天才ですよね、笑

 

この本の中で大いに共感して若干自嘲気味に笑ってしまったのが、

「メールコミュ力が高ければ、とっくに私以外の女性とマッチングしています。」

「…何かしら双方の恋愛スキルや異性間コミュニケーションのスキルは低いはずなのです。」

 

お互いモテていたらマッチングアプリの存在なぞしらずに学生時代やら社内恋愛やらで上手いことやって結婚して子供ができてって社会が形成してる人生列車から振り落とされて、道路の端っこで手をブンブン振ってアプリタクシーを捕まえずに済んでますからね笑

そう考えるとマッチングアプリはうまく使えば「自己肯定感」に縛られちゃった人には、恋人が得られずとも、「なんだこの人たちもわたしと一緒で"足りない"の烙印押された人じゃん〜、お互いつらいねー笑 中身は知らないとはいえこんなわたしにいいねくれてありがとうゴザイマス。」って気持ちにさせてくれる悪くない一個の方法だなあと最近思い始めました。本の話からはちょっと逸れましたが。

 

この方の本の読みやすかった点は、容姿も経歴もハイスペっぽいのに、この本は自分の記録であって、「あんたたちもダメ女なんだからわたしみたいにすればいいのよ!」という押し付けがましさがないところだろうなあ、と。

 

それにしても終盤は想像以上にロジック責めというか理詰めで結婚していて、そこはまだ踏み入れてない領域なので共感する余地もなく、少し圧倒されました笑

研究職の旦那さまは果たしてこの本をどんなふうに読むのか少し興味があります。

終盤では、「確かに目的だった"結婚"はできたけど本当にこれで彼女や旦那さまはしあわせになれたのだろうか?」

「彼女も本当の本当の本当のところは"恋愛結婚"がしたかったのではないだろうか。だとしたらこのゴリゴリの戦略結婚は、ふとした瞬間に(これで本当に良かったのかな…)という議題に(結婚できずに死ぬよりはマシだった)(この年齢まで恋愛結婚を夢見て結局できずに後悔するよりはマシだった)みたいに都度自分を納得させなければいけない自問自答はないのだろうか。」と自分が今やろうとしてるところの終着点を不安に思いました。

 

でも彼女はあとがきに「自分と同じくらい優先できる他者を見つけたこと」が戦利品だ。と述べており、過程はどうあれ自分がそう思える結果を自分で創り出していくという選択肢もまた令和のこの時代、芽吹き始めてるんだろうなあと、若干まだ知らない領域だからこそのモヤモヤ感もありつつ、終始「なるほどねえ。」と呟きたくなるような本でした。

 

この記事、読む人によっては批判的に見えていたら心外なのですが、違う角度で自分自身を見つめ直す時間になったので凄く良かったです。(自己との会話は日常なので、他者が心地よい温度感でこういう考え方もあるよ、と会話に入ってきてくれた感覚で楽しく読めました。)

 

というわけで、リカコのマッチングアプリ編(?)ももう少し続きます。笑

 

F氏、面白い本をありがと〜( ˊ̱˂˃ˋ̱ )b✨

 

ではまた(´-`)