5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本
どうもこんにちは。リカコです☺︎
月曜日事件きっかけの4冊たち、最終回です。
1冊目↓
鈍感な世界に生きる敏感な人たち - 不器用リカコの書きたい人生
2冊目↓
3冊目↓
感情的にならない気持ちの整理術 - 不器用リカコの書きたい人生
社会人になってから「何が言いたいかよくわからない」よく言われています()
電話や報告をする前はノートに台本を書いたり、箇条書きで話す順番を書くようにしてなるべくこれを回避するようにしています。
が、このブログを一度でも読んだことがある方ならリカコが簡潔にかつはっきりと言えない姿が想像に難くないと思います。笑
だから4冊の中では何気に一番気になっていた本でした。
何度か書いてますが、わたしは自己啓発系やHow to本が苦手です。
できる人がその人ができた体験談を哀れな君たちにも伝授してやるよ感をあたかも誰でもできるような口ぶりで書いていて、でも結局できない側の人間にはできる人のやり方はできないから藁にもすがる思いで手を伸ばしたのに結局できないやつに残された道は背中を丸くして下を向いて歩くしかないんだな、と読了した後に読む前より落ち込んで終わるから。(あくまでリカコの感想です☆)
その類の本ではあるので若干の不安を抱えつつ読み始めてみると冒頭
大丈夫です。
あなたのような(本を読まない、「やばい」で会話が成り立つような語彙力も表現力も不足している残念で哀れな)人は世の中にたくさんいます。
紫はリカコフィルターで見えた文字です笑
あ、この人信用できる。と思いました笑
そしてこの本は架空の人物の架空の悩みをストーリー仕立てで解決していくことで、読者にタイトルを回収してもらう構図の本でした。
この架空の人物、山崎大ちゃんが
わたしと同じ農学部出身、3年目、毎日のように『うん?いまの話、よくわからないな」と言われ続け、朝起きるたびに「ダメだ。向いてない。」と逃げ出したい衝動に駆られる人物で、
だ、大ちゃん!!!わかるよおおおお、、、
3年目でもいるんだね同じような人(TT)(架空の人物です。)、わたしも君の気持ちわかるよ( ; ; )(架空の人物です。)と、すぐに引き込まれました笑
5日間、ある先生にタイトルを回収するためのメソッドをメールで習うというストーリーなんですが
面白かったのが、実際に5日でここまで変わるかは本なのでわかりませんが、彼が先生に相談するメールの文面がどんどん整っていくことで成長を表してるのが芸が細かいなあと。
ただ、だいちゃんよ。先生のおかげで自分に自信がついて仕事も結果を残して素晴らしい展開だったが、お主、最後の相談のオチだけは腑に落ちてないからなwww
ところで本の中で、
、、、、、、、
、、、すみません、どの項目を読んでそう思ったのか思ったことだけを記録したせいで定かではないのですが(おそらく電車に乗ったら一人実況中継の癖をつけよう、の項目だと思うのですが…)、
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文章が苦手、話すのが苦手
(わたしは長過ぎるとか句読点がないで伝わらないこと多いけど(脳の情報量が多くてまとまらない)、他の苦手なタイプでそもそもどう書いて良いかわからないみたいな、文章が浮かんでこないタイプ)な人は
一人でいるとき自分と会話したり(これは多くの人がやってないことはある程度わかった)
考えたりしないのかな?
考えないことってできるのかな?
頭の中に言葉が流れてない状態ってどういうことなんだろう、眠ってる時でさえ夢を見るのに
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物心ついた時からずっーと妄想空想会話を頭の中でし続けてきたから、何も考えてないってどういう状態か全く理解できないし、そういう人がいることさえもにわかに信じ難いのですが、いたら是非教えて欲しい…考えないってどんな感じなの?意図的にできるものなの?
わざわざ実況中継をしてみよう!って言うってことは普段はしないってことなんだろうなあ…というところからそう思ったのかな、本筋とは別に、そんな疑問が浮かびました。
あとはひと項目ひと項目、これは上司に説明する中で無意識にやるようになったな、とか暗記癖か〜確かに社会人になってからまずは理解してそのあと忘れたら調べればいいやで覚える努力やめたな、とか、んーこれはなんか違うなあ、とか自分に落とし込んで納得したりやってみたり突っ込んでみたり、ほとんどの項目に反応しながら読めて、参考になったし、なにより楽しく読める本でした。
筆者のあとがきに、
特にここ5.6年前からは「同じ日本語を話しているのだろうか」と思うくらい、言葉を「思いつき」「まとめ」「伝える」(ここでタイトル回収してたの今気がつきました😳)ことが苦手な学生が増えてきました。(前文に若者のコミュニケーションの大半がsnsになっていることが原因ではないかと推察されることが書かれている)
その子たちがいま、ちょうど入社2、3年目になっています。
これを見てわたしはすぐに出版年を見ました。
2019年4月30日初版
これを見て
2021年の今、3年目のわたしはまさに山崎大ちゃんだったんだ!と深く共鳴しました。
ええ。違いますw
今これを書いていて気が付きました。
2019年入社と2019年出版、2021年の読んでる今3年目で何故か筆者が指してる「その子たち」はまさにわたしたちのことだっ!と思い込みましたが、2019年に書かれた本の中で「ちょうど今2、3年目」の方は2016年入社です。
わたしたちの先輩ですねw
これをこの感想の締めに使おうと意気揚々としていたのになんという様...www
これがリカコというポンコツな人間なのですね、悲しいかな笑
わたしはというと社会人になってから、さらにコロナ禍になってから、会社はおろか、今やsnsでさえ人とコミュニケーションを取らない日々が定着化してしまった悲しき現代のモンスターですが農学部出身の大ちゃん先輩(笑)のように3年目のうちに会社の中での事務的な会話でくらい「何言ってるかわからない」を無くせるようこの本で学んだことも参考に改善へ取り組むように努めたいと思います。
かしこ