『絶対に許さない』
少し語気が強かったのかもしれない。
知らない男がこちらをみて目をまんまるにして私の目を覗き込んだ。
名前こそ出さなかったけど
あなたの大切な友人を150回も殺したことを言ってごめんなさい
最低最悪の奴だって伝えてごめんなさい
この1週間新人のための資料を作ろうと思って
でも思考があっちこっちに飛んで結局1週間何してたのかよくわからない
そんな言葉が上司に恐らく届いてしまった
その少し前の時間、上司は優秀そうな後輩に時間を忘れて楽しそうに接していた
職場に居場所を求めないと決めたのに
明確に自分の居場所が彼に置き換わる未来が垣間見えてまた辞めたくなった
一年準備期間で今の仕事を見てきたけど自分には向いてないとしか思えなかった
私が最初にやっていた仕事は「狭い範囲だ」と上司は言った
それも会話の流れで言っただけでその「狭い範囲」の仕事が主語ではなかった
先輩はいつかいなくなるわたしに仕事を引き継いでも自分に戻ってくるからいっときのものでしかないからと言っていた
いつかいなくなる人間なんだと思ってだんだんどうでも良くなっていた
結局引き継ぐことになった
いつかは思ったより早いかもね？と出勤前の交差点、マスクの下で自嘲気味に笑った
自分の存在が透明みたい
先輩の表現は素敵だなと思った
先輩の高貴さを凡人がわからないことなんてどうでもよかった
その瞬間は先輩の尊さが優った
でも
表現は好き
でも先輩は透明で綺麗な心を持ってるけど
透明じゃなくてちゃんと存在してるよ
って今、すごく伝えたくなった
このまま帰っても何もしない
何もできない
何もない土曜日が終わっていく
どうせやらない仕事なら今帰らなくても良い
素敵な名前の占い師さんを見つけた
その人にみてもらえるかはわからないけど
くれた名刺の名前はその人だった
許せないことがある
この恨めしい気持ちが反射して
返ってくるのが怖い
どうしたら良いかわからない
カッコイイ名前の占い師さんは
自分の辛かった話をしてくれた
頭をぶん殴って記憶を飛ばす方法は教えてもらえなかったけど
何度も何度も何度も何度も
自分に言い聞かせて
時間で薄めていくしかない
ということを客観的にみて納得した
何度もと何回も書いたら
Eikoの架け橋が頭によぎってしまった笑
何度でもを繰り返しかけば
ドリカムを思い出せていたかもしれない笑笑
自分のことを占ってもらうのはその人を見てるから納得いくけど
好きな人を占うってなんだろうって思ってた
そこにいない他人を占うってなんだろうって
彼のことをみてもらった
笑
正確にいうと彼をみて欲しかったわけではなくて
この恨めしい気持ちで付き合ってて不幸を呼び寄せないか教えて欲しかった
うまく伝えられなかったから彼について見てもらうことになったんだと思う
あと恨めしい人間がいるという話はいろいろ話してみても占いに反映しようとしてなかったから
なんかもう恨めしさへの執着を薄めていくしかないんだろうなと思った
とはいえ昨日も寝落ち直前YouTubeでリーディングをしていた笑笑笑
彼は良い人だ優しい人でわたしのことを好きなんだと思うと昨日も今日もでていた
LINEが少なくかつ淡白になったことも
毎週会いたい(前の彼女は毎週泊まりとかで会ってた)と言っていたけど2.3週間に1回だし、まだただのデートだけをしたことがないことも
不安とか特にない
ただ、本人が言ってたこととちょっと違うから
結婚を前提に付き合ってる女がいても黙って一年セックスだけをする女を作れる男がこの世にはわりといることを身をもって知っているから
神さまが送ってくれた天使だと思ってたけど
天使の顔した悪魔というかもはや死神でわたしにトドメを刺しにきてるのか
とか思わなくもないのが嫌で
何も知らなければ
素敵な彼氏ってただただワクワクして
あれ？好きじゃなくなったのかな？不安だようとかなんか女の子(アラサーだけど)になれたかもしれないけど
そんなの無理で
そんな自分が嫌で
今を楽しめば良いなんてみんな簡単にいうけど
普通を経験したことがあるから
普通じゃないを経験したことないから
言えるんだって
だから彼から得られない情報は
彼を謳ったカードに教えてもらって噛み砕いたりして
仕事も
やるしかないのは頭ではわかってても
ずっと眠くてぼーっとして
向いてなくて
居場所なくて
でも辞める気ないならやるしかなくて
あと背中押して欲しかっただけなんだろうな
うん、だから今日は良いカウンセリングであった
少し歩いてリフレッシュしたし
この人にみてもらいたいという方にみてもらえたし
持ってる部分もあるのかもね、
"自"分を"信"じてみる
それがいま私に必要なもの
