不器用リカコの書きたい人生

20代リカコが書きたいことを書きたいままに書くだけのブログです。

人魚の眠る家

明けましておめでとうございます。

 

どうもリカコです☺︎

 

超絶久しぶりにiPhoneで書いてます(ᯅ̈ ) Wow

最近はPCで書くようにしていたのですが

1ヶ月に1冊1記事という自分ルールをロック・リーの如く自らに課してしまったのところ

今回も前回同様2025年12月中には読了していたのですが、記事が間に合わず。。

そして新年早々有難いことに予定が詰まっており、

さらにこれを書いてる今、実家にいることもあり、

さらにさらに(桃鉄のような追い討ち笑)今年は遂にキャバ嬢を辞めて書くことを本業にしていく動きをしたいと思っているため

1月中に5記事の〆切をこれまた自分ルールで課してしまったので、読んだ記憶の新しいうちに早急に書き上げたく午前0時に眠い目を擦って書いている次第です。笑

 

そんな2026年幕開け記事かつ2025年〆の本はこちらでした。

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前回に引き続き夏目くんの推薦図書です。笑

前回の朝井リョウ氏の『正欲』はリカコの感性向けで、今回の本書は彼が面白かった本だそうです。

渡されたときと言ってることが違ったのですが、たまに彼は適当に会話してるのでスルーしてあげました。当時のように心酔しておらず、感性の近いホストの知人という認識になったので。完全に余談ですが。笑

 

ですが、これが余談でもなくて

彼は『正欲』はリカコにハマる自信があったから「絶対リカコは好きだと思う。」と渡してきましたが、こちらに関してはおまけ程度の渡し方をしてきたので、(そんなに面白くなかったのかな?でもまあせっかく借りたし、東野圭吾氏の本は朝井リョウ氏の大学生のとき読んだ以来よりもっと前の高校生ぶりくらいだから読んでみよ〜)くらいの軽い気持ちで読み始めました。

 

ここまでわたしの記事を読んでくれた上で

本書を未読の方は一旦この先読むのやめてください(-Д´-*)

ネタバレ込みです。

いつもの記事もネタバレ込みではありますが、

少しでも気になってる人は是非読んでから余力でリカコのブログに戻ってきてください。

 

では、戻ります_φ(・_・

 

結論から言うと夏目くんの前振りも相まって

本書の半分くらいまでは少し退屈でした。

 

その中でも序盤の

「毎日同じことで悩んでいるようでも

その悩みは悩むごとに本質が微妙に変わっていき、悩みの形は必ず変わっていくから悩み続けることに意味がある」という精神科医の言葉にはなるほどという思いと、わたしは最近心穏やかなので

リカコを頼りに愚痴や相談をしてくれる人には受け売りだけど伝えたら少し楽になるだろうなという考え方だなあなど

感銘を受けるシーンももちろんありました。

 

つまらない、というわけではなく物語として平坦に進んでいっている、という感じ。

もちろん元気だった少女が急な事故で意識不明になり、いわゆる植物状態のような状況に序盤でなるので、出来事は全く穏やかでも平坦でもないのですが、その意識なき(と判断されるであろう)状況の動かぬ少女に最新の技術で自発呼吸をさせ、体を電極で動かせるようにしていく工程とそれに関与する人・傍観する人の心理描写が本書の半分くらいまで描かれるので、見方によっては何となく、どうにかしてでも娘を"生きている"状態にしたい母親寄りにさせつつ、"死んでいる"と認識している派の言いようのない不快感を抱いてしまう気まずさのような感情を抱かせてくるのですが、これが急にとある章から視点が変わります。

 

"死んでいる"状態、すなわち脳死判定してもらうことによってドナーになってもらうことで

助かるかもしれない少女のストーリーが始まります。

 

それも視点が変わる前にしっかりと読者にこれから対比される状況を比喩させるために

物語の中で「絵本」という媒体を使って。

 

さすが東野圭吾氏です。

考え方や立場のもう一面を突きつけることで急激に物語としても面白くなるし

読者に考えさせるように仕向ける構成のスマートさ。

そして高校生で記憶の止まってるリカコは

東野圭吾氏はミステリー以外にも書くのか(特に結構社会派な内容だったので)という驚きと

そのイメージだったので東野圭吾氏っぽくない本だなあと思いつつ、どんどん本書に引き込まれていきました。

 

そして心臓の病気を患っていた少女は協力者たちの努力虚しく、海外渡航の資金調達も国内ドナーが間に合わずに他界してしまいます。

 

この協力者で他人にも関わらず一番熱心だったのが、本書前半の植物状態のような状況の少女の家庭教師をしている女教師。

 

長期脳死(判定は受けてないのでかもしれない)の少女を延命し続ける母親と

脳死判定を受けたドナーがいれば助かった少女の親の両方を見た彼女は

亡くなった少女の両親に

前者のことをどう思うか尋ねます。

 

返答は「その親御さんにとってはお子さんは"生きている"のだからそれもまた大切な命だと思う。」

心の奥底では自分の子供が助かってほしいから喉から手が出るほどドナーを望んでいるかもしれないのにそう言える親。

 

この場面はまだ子供を授かったことのないわたしには想像でしかありませんが

どちらの立場に立っても複雑なもので

立場が違えば望む展開は変わっても我が子を大切に思うというただ一点だけは同じという

何とも形容し難い、めちゃくちゃ考えさせられるシーンでした。。

 

そしてまた東野圭吾氏にやられたのが

実はこの女教師の正体が先述した長期脳死の子を延命している母親だったということ。

 

え?嘘でしょ?

東野圭吾氏っぽくないって言ったことを撤回します!!!

でました!どんでん返し!!!

どゆこと!?

 

リカコは騙されました。

 

わたしは高校生のときからこの人のどんでん返し構成に引っ掛かります笑

だから東野圭吾氏は読みやすくて万人受けすると思いつつ、人気な理由が明白でもやめられない止まらない。笑

 

そして物語はクライマックスへ。

 

前回の朝井リョウ氏の『正欲』でも人の生死が危ぶまれる瞬間のシーンが一番心にきて好きなだけあって

今回も母親が少女に包丁を突き立てるシーンが

一番どうなってしまうんだあ!!?と

入り込んでページをめくる手に自然と力が入りました。

 

穏やかにエンドに向かう途中

序盤で感動した言葉をくれていたのにすっかり母親の不倫相手兼担当精神科医の存在を忘れていて

誰だっけとなりました。笑

それほど中核の内容は考えさせられたし

物語の構成にも楽しく振り回されていました。

 

やっぱりこの人は天才作家だ…。

 

この世には、意思統一をしなくていい、むしろしないほうがいい、ということがあると思うのです

 

今のリカコは、大切な人ができたおかげで

心穏やかなのでこの一説を携えなくても生きていけます。

 

でも、このブログにいた以前のリカコには

以前のリカコのような人たちには

きっとかなりの処方箋ないし御守りになるのではないでしょうか。

 

2026年一発目、人にとって重めかもしれませんが、まあいるか分かりませんが

リカコの文章に惹かれるような人やわたしのブログを読めてる人にとっては常に張り巡らされてる思考の中で新年早々って概念もないでしょうし、受け取ってもらえるのではないでしょうか。

 

投稿日はPCで細かいところ触ってからなので

リアルタイムではありませんが

明日は一年に一回の有名な神社とかではなく地元の土地神(と勝手に思ってる笑)神社にひとりでご挨拶に行ってお神籤を引くというイベントがあるので

4時間ほどは寝れるかな。

自分ルールを守れたので健やかに眠りにつきたいと思います。笑

 

今年は少なくともあと11記事は本カテゴリが増やしていくので

お付き合いいただければ幸いです。( ̄  ̄)b

あ、ナイスガイポーズしちまった。笑

 

ではまた(´-`) .。.:*☆