どうも。リカコです。
今回もウォンちゃん(元カレ)の本シリーズの中からですw
お金も貸してて毎月利子0という優しい金貸しでウシジマくん並みに取り立てにいってるので(笑)、
彼が置いてった本をせっかくだから読んだら返すというようなことをしています。笑
今回は何を読もうかなあと見ていて
おっ!面白そうっ!と目を引いたこちら。

聞き覚えのある湘南美容外科という名前と
今もう当たり前になりつつある整形等の美容医療。
なかなか自分では手に取らなそうな類の本に興味をそそられ早速拝読。
ビジネス本、自己啓発本や成功を綴った本の類が基本的に好きではないリカコなのですが
読了した後も、面白い本だったな。と、嫌味な感じがなくスッキリとした気持ちだったので
なんでだろうと振り返ってみたとき、
もちろんビジネスとしてやっているのでお金は絡むのですがそれ以上に
一貫して「美容医療をもっと身近に」という相川氏の心の芯の部分がずっと見えていて小賢しい金稼ぎ感の臭いがしなかったからだろうなあと思いました。
ここからは部分部分で心に残ったところをツラツラ書いていきます。
(読書感想記事書いてなさすぎて自分の中の書き方のテンプレを忘れてしまいました🙃)
先に金稼ぎ感の臭いがしないと書いたのですが、
相川氏が美容医療業界で2位から1位になりたいと強く望んだ時期は、売上や顧客数といった数字数字数字に囚われていた時期があったようです。
そうなると楽しくないと。
これはリカコ自身もキャバ嬢をして売上だけに囚われると、本来の「お客さまを楽しませる」が二の次になっていかにお客さんを呼んでお金を使わせるかになってしまい、お客さまはおろか自分もプレッシャーと無理をさせてるギスギス感で何も楽しく無くなっていく感覚に似ているなと思いました。
また自分に置き換えての話なのですが、
「わたしはキャバ嬢の仕事が好きで楽しいし、
そうしたら一緒に楽しんでくれるお客さんが自然と増えていったかなあ」
と、あるホストに話したときに
「『努力する者が楽しむ者に勝てるワケがない』って刃牙道にもありますからねっ!笑」と言っていたことも思い出しました。
そしてわたし自身自然と『先客後利』をしていたのだなあとも。
やはりどんなビジネスも元を辿れば人に対するサービスなので、サービスの先の人を見れない人間にはさらにその先に生まれる利益には辿り着けないのかもしれないのかもなあと、あんまり利益に興味はないけど真理っぽいものをぼんやり感じたり。笑
『人格とは、持って生まれた性格に、人生の学びの過程で身につけた哲学を加えたものだ』
すごく素敵な考え方だと思ったのでメモ_φ(・_・
相川佳之氏のお父さまが躁鬱であることが書かれていて、躁鬱のリカコはやはり親近感を覚えました。
相川氏が学生時代のテニスに人生の大切なことを学んだ章では、
『何を言うかも大事だが、誰が言うかも大事』と言うタイトルがあり、このタイトルだけではピンと来なかったのですが、読み進めていくと"説得力のある人間の言葉じゃないと響かない"という意味合いかと理解し、今回は漫画僕のヒーローアカデミアの轟くんの『 大事なのは”何をした・何をしている人間に”言われるかだ
言葉には常に行動が伴う・・・と思う』というセリフが頭をよぎりました。
そしてこの章には相川氏の造語『TTP』なる言葉が。笑
なんそれ。と思うとその直後に「徹底的にパクる」の略語だとかw
その発想がまずおもろいけど、子供の頃から何かを上達するためにはまずは上手な人を真似するというのはよく言われていて世間でも広く知れ渡っている手法かもしれません。
けれど 言うは易く行うは難しで、なかなか出来ないもので、受験生や部活をする若者にもTTP、流行りそうだと個人的に思いました。笑
最近リカコはまたジリ貧生活に戻りそうで
いろいろ始めないとなあと思っているところなのですが、高収入と言われているお医者さまたちも最初(研修医時代)の月収2.5万円と見て、声が出るほどびっくりして思わず読み返してしまいました。
ウシジマくんが 「金稼ぐのに楽な方法なんてひとつもねえ」 なんて言ってたな…。
まあそもそもお医者さま方は楽どころか入るまでも大変だし、当てはまりませんけど
それにしても研修医とはいえ安くてびっくりしてしまいました🫢
気になったところをメモしていたので今それを基に読み返しながら書いているのですが
先述したとおり、ビジネス本の類の中でもスルスル読めるし共感や納得が多くて面白いです。
その中でも共感できたのが
『「お客さんの気持ちが分かるというのは、強みだぞ」と父は言う』の章。
リカコ自身に置き換えるとホストに大金突っ込んだのも
キャバクラに来るお客さんとは比べ物にならない闇なのでそこは若干違いますがホストの世界に心酔した経験も
キャバ嬢としてめちゃくちゃ強いなと感じます。
本書にある通り、相手の気持ちがある程度わかるから。
他人の気持ちを全て推し量るのは無理ですが
商売上のニーズを捉える程度の共感は
やはり顧客側に回ったことがあるからこそわかることも多くあるし
だからこそ他の女の子にはできないくらい寄り添えてると思います。
どの仕事においてもユーザー、買い手の気持ちが分からないとサービスも商品も提供するのは難しいから当たり前なんですけどね、笑
意外とその本質を分からない人は多かったりしますから。
職業に貴賎なしと言っても
職業差別は未だないされるし
しかも同じ職場や業界であってもその中で序列や花形などは存在して
お医者さまの世界にもそういったものがあって相川氏が選んだ美容外科というジャンルもそういった偏見を受けてしまったようです。
でもそんな中でドクターが誇りを持って最高の医療を提供できる環境を整えたいという思いを持って、ここまで事業を広げてきて
わたしの大好きなアンナチュラルを思い出してしまいました。
そしてそんな思いを持って向上心を秘めた人には、向上心のある人が良くしてくれます。
これもわたしは子供の頃から経験があります。
類は友を呼ぶ。
それと同時にやる気のない人からは嫌な顔をされます。
現状維持やゆるく生きていきたい働きたい、これは何も悪いことではないですが、
そういう人にとって熱い人間は鬱陶しくて邪魔ですからね、笑
ほっといてもらえると一番いいのですが、
悪口等を言って足を引っ張ってくる人は
もしかしたら本当はそうなりたいという気持ちが少しくらいあるか、過去にそういう人に自分の世界を荒らされたのかもしれませんね。
自分と重なる部分が多い章を終え、
本書の終わりも近づいてきました。
ビジネスの捉え方の部分でも
以前勤めていたキャバクラで何でもかんでも値下げしてお客さんを入れる脳しかない黒服しかいなくなってしまい、それが辞めようと決意した要因にもなった事実がわたし自身あります。
そういった交渉、サービスは大事です。
だけどその値段以上の価値を感じさせるのが
プロの仕事ではないのか
ずっと思っていたことをこんなに大成功している方が書いてくれていてやっと気持ちが報われた気がします。
なんだか読書感想ブログの書き方を忘れてダラダラ書いてしまいましたが、久しぶりにとても面白い本でした。
最近少し擦れた心になっていたし
まっすぐ頑張ることに意味を見出せなくなっていたけど
たまには素直に目標に向かって実直に貪欲に
そして賢く取り組むことも
忘れてしまったわたしらしさとして
ちょっとだけでも取り戻せたらなあ
と思わせてくれた本でした。
ではまた。