元彼と彼を呼びたくないように
担当と彼を呼びたくない。
どっちもなんかしっくりこないから。
ただそれだけ。
どうもこんにちは、あるいはこんばんは。
特にSPY×FAMILYに激ハマり中
なわけでもないエージェントリカコです。
本日は指名してるホストの夏目くん(源氏名でもなんでもなくなんとなく夏目友人帳からとった笑)から借りた本です。
ティーンが読む本、らしいんだけど
だとしたらわたしのときよりティーンたち、、、
オトナデス笑
借りただけじゃなくてお互い貸し借りしてるんですけど、中高生でできなかった青春を楽しませてもらってます、勿論お金を払って。
ちなみにわたしは読みたいと言われたのでナナメの夕暮れを貸しました。気が合いそうでしょう?笑
短編集だったので帰ってきて
本書のタイトルでもある
「私もただの女の子なんだ」
から読んでみた
うん、すごく好きな雰囲気だ
全編通して何がどうとかじゃない
みんな綺麗な女の子だった
この話のあとにきっと彼女たちの各々の未来があって
こんなに憂いているのにそれを思い出にできちゃう強さを持ってる美しさ
仕事の休憩中、会社でなんとなくこの本を思い出したときに
雨の日に紅茶を入れて
レアチーズケーキかピーチタルトを食べながら
座椅子に腰掛けて
ゆったりした気持ちで読みたいな
なんてことを思った
猛烈な好きとか共感の嵐とか
そんな疲れる感情じゃなくて
全部ほんのりすきだった
本に染み付いた夏目くんの香水の香りも相まって僕の姉ちゃんでいうところの癒し本でした
そんななかでも他より口角が少し上がって
好きだなあって感情が溢れたのが
「風俗嬢まりんの性愛テクニック講座」
いつかがあるのか知らないけど
わたしがいつか出会える人がいるなら
今日わたしは風俗嬢まりんなのっていったら大笑いして、でもイイね、また会いにきてねって言ってくれる旦那さんだったらいいな
ねえ、達仁。それ、お前の姉貴の値段だよ。
もよかったなあ。
弟の名前を最後にだけだすパンチライン。
こうやってみるとわたしの今までの経験なんてたった1冊の本に溶けてしまうくらい呆気ないもので、わたしがみんなと同じ普通になれない、なれなかった、なるつもりももうないとおもってることなんて、誰も彼もわたしさえも知ったこっちゃない小さなことで、でもそれは本に溶けてしまうと思えるくらいにはちゃんと存在したことなんだなあ、ってわけわからないことをまた書けるようにしてくれたこの本がわたしは結構好き。
ありがとう、夏目くん。
わたしが好きになったあの人はわたしの年齢を聞いたあとに教えてくれた。
もういちいち書くのめんどくさいから割愛だけどわたしの好きはわたしの好きだからそれが他人がいう好きと同じかどうかとか聞かないで。
とにかくその人が教えてくれた。
26歳は女性が一番輝いている年齢。
セックスだけだった男は3人とも結婚してそのうち1人への呪いの反射でボロボロになって仕事も全然ダメで精神はおかしくなって薬に頼って周りはキラキラ白いベールに包まれて小さな命を授かってひとり娘で親を笑顔にできないわたしはずっと遠回りになってしまったと思ってたしこれを書きながらやっぱりちょっと情けないのかもと涙が出てくる
でも遠回りって言うけどさ
ゴールはどこなんだろうね?
好きな人が言ってた輝かしい26歳のわたしの想い出に
夏目くんが現れてよかったな
ちなみに夏目くんは初ホストの記事に現れた人物ではないし、むしろこの人とはもう連絡取らないだろうなと適当なタイミングで返信を返さなかったホストさん
きっかけはどうあれ振り向いた瞬間
手のひらを返してゴメンね
今日もわたしは夏目くんに会いに行く