どうもこんばんは。リカコです。
世間を騒がすあのVirusのせいで時差出勤を強いられ、4時半に起き、世界がまだ闇の中、その闇から逃げるかのように静かに家を去り、残業ができなくなって、しわ寄せが未来の自分と上司へ行き、正直来月の生活費が苦しい現実と引き換えに手に入れたものは…
リハビリするための通院時間(ᯅ̈ )
病院の受診時間に余裕で間に合うのだ。
これはOLにとってすごいことなのだ!
首を痛めてから整形外科に通って、電気とレーザーと手技をしてもらって、内側に入ってしまっている肩甲骨を戻すためのストレッチなどをしています。
そして、トレーナーさんや柔道整復師さんが毎回変わって手技をしてくださってるときになんということもないお話ししたりして、病院を出る時もまだほんのり明るい世界の中、今日何作ろうと考えてスーパーに寄って帰る。
3回目のリハビリの時、私の手技をしてくれる人が一瞬誰も見つかりませんでした。その時、困った顔でカルテを見ていたのが、結城先生(アライブ視聴を一時停止して書き始めた&爽やかさが似てるので笑)。
1回目と2回目の方も痛みを除いてくれるようにやってくださったし、会話もしてたんだけど、結城先生は手を交差して私の前に差し出して「握手してください」と握力を確かめた後、万歳させたりいろんな動きをさせて痛みの原因と色々聞かれて問診(先生とここでは呼んでいるけど彼はドクターではない、トレーナーか整体師さんがそこらのプロ)した後に、『左側の肩甲骨が内側に入ってしまっている。そのせいで筋肉が引っ張られ、ピリピリ感を感じていると言っていたので、恐らく神経に触っている』と教えてくれました。そして今まで痛みが出たら、右手で肩をギューっとしてたのですが、筋肉が張らない姿勢になれば痛みが引くかもしれないから試すように言われて、初めて対処法が少し視えました。
そして結城先生が左手をそっととってそういう説明をしてくださってる時、わたしの中でビビビッと痛みではない何かを感じました。これは、、、
安心感!!!
そうか。こんな半分以上顔を隠してる人間に触れられて安心感を感じるということはこの感じを持ってる人間の波長が好きということか。なるほど。これが俗にいう好きなタイプというやつか。妄想の好きなタイプではなく、本能的な好きなタイプがこれかあと。自分のことがまたひとつ知れた幸福感で満たされました笑
そして4回目のリハビリ。
ストレッチが終わったら近くのスタッフに声をかけるように指示されていたので、起き上がってキョロキョロしていたら、結城先生と目が合いました。
そして自分でも驚いたのですが、リハビリに通っている間わりとずっときょどっていたのに、結城先生が私の目線まで屈んで「終わった?」と聞いてきた時にわあーっと前回のリハビリで言われてから左肩を意識していて気がついたことを話していました。
そのあと手技をしてもらっている時に結城先生と奥様の簡単な馴れ初めとかを教えてもらっていました笑
今週で治らなかったので今度はまた別の治療が始まるのですが、帰り道に私は気がつきました。
なんか背筋がピンとしてる…………
久しぶりに前見て歩いてる気がする。
そう。気がつけば、会社でも誰かと話すときでも別に表面上うまくやれてればいいから内面を見せる必要も相手に反論必要もない。なるだけ相手を気持ち良くさせる聞き方を覚えるのがストレスのない生き方だ。というコミュニケーションの取り方ばかりしていたなあと。別に今後もそれはそれでやっていきますが、わたしらしさって、めんどくさくて、わたしの言ってることが何言ってるか8割方の人が分からなくて、でもバチバチに持論展開して好きなことをたくさんやる人間なんじゃないかと。
誰に申し訳ないと思って自分の体痛めてまで下向いて生きなきゃいけないんだろうって。
手技中、結城先生と別の方とお話ししてて『自分以外は(身内でも)みんな他人なんです。』と言った自分に、そうだよね。となり、また、最近病院で色々な方とちょっとずつお話ししていて、いろんな新しい人と会って脳を刺激するのが好きだったじゃない、と何かの片鱗を少しだけ思い出したのです。
残業と少々の給料とを引き換えにわたしはリハビリの時間を得ました。
上司に顔向けできなくて左側を意識しすぎたせいで内側に入っていった肩甲骨、下をむきすぎて曲がった背中、逃げ場のない社会に従うことで出来もしないのにうまく生きようとしたキモチワルイ自分からのリハビリ。
そう。この騒動の最中、わたしが手に入れたものは心のリハビリ時間だったのです。
整形の皆さんと結城先生のおかげでまた前向いて歩ける気がする。
来週からまた少し違ったリハビリみたいだから全快できるといいなあ。
おわり。