どうもこんばんは。リカコです☺︎
明日から何しよ〜
よーし！同期に連絡しちゃうぞ〜！
あ、予定埋まってるのね。。。
よーし！同級生に連絡しちゃうぞ〜！
あ、予定埋まってるのね。。。
よーし！！！…………
もう連絡できる人いないわ………
き、気を取り直して！！！
うへへ、おっさんずラブの録画見ながら夜更かししちゃうもんね〜
・・・・・・
10時半…
クソかよ…予定ないどころか寝坊しちまった…
(仕事の日は5時前起きなのだっ！)
予定、ないわ、、、
仕事、やる気ないわ(昨日の理由)、、、
あ。割引。8月末までジャン。
エステ行こ。
当日予約、取れそうなの、ワザと自分で普段行かないところにしてみよ〜！
電話してみると丁寧なお姉さんが今日の夕方の空きを案内してくれた。
電話を切って乾いてない髪を放置したまま電車の時間を調べているとフリーダイヤルから電話。出るとさっきのお姉さん。
『も〜しわけございませんんんん。お客様一度ご体験されてるようで…』
あ。大学の時一回やってもらったエステ、ここのやつだったか。お姉さん悪くないよ。丁寧に対応してくれたのにごめんなさい。
なるほど。また予定がなくなっちまった。
そうだ。メモLINEにエステ系の広告気がつくたびにリンク貼ってるんだった。
3月末まで、削除、4月末まで、削除、6月末まで、削除、7月末まで、削除、8月末まで、さく、、、8月！
脱毛か。。。
どうでもいいですが、わたしは「体毛は体を守るために生えている」という意識が強いので全部なくなることに抵抗があります笑
あと肌が弱めで、粗めのスクラブとか日焼けですぐ赤くなったりヒリヒリしちゃうので脱毛した後荒れるのが怖くて地道に剃れば良い！と思っていて電車で広告を見ても心がそんなに揺るいだことはありませんでした。
ただ、予定のない今日をどうにかしたい気持ちが先行したため、今日の予約取れれば行こうと思い検索。夕方に空いていたのでひとまず予約。
停電に見舞われながらもなんとかサロンにつくと、女性たちが受付のお姉さんに携帯画面を向けピッピっとやっている。
わたしも受付に行くとお姉さんが機会を差し出してきて、「どどどどどうすればいいですか？？？」とリカコ初対面あるあるのどもりを発動。わりと誰とでも話せるしピエロになれるくせに場違いなところ(洋服屋、美容院、なんかおしゃれなところ)に行くと2chに書かれてそうなクソガールになります笑
そんなわけで注意書きの紙を渡されて待合室で座っていると意外と人がいて、みんな美意識のある女性だと思うと怖くて帰りたくなりました笑
名前を呼ばれ、受付とは別のお姉さん、川嶋さんにしましょう、じろうさんにハマってるので笑
部屋でアンケートのようなものに答えた後、川嶋さんが戻ってきて、普段どこを剃るか、剃る時は何を使っているかを聞かれました。
ほとんど剃刀を使っていて、脇はピンセット、いわゆるVIOを定期的に全剃りしてることを告げました。
あと、胸からおなかにかけて意外とあって気がついたら剃ったりしちゃいます。。。
と俯きながら(まだ川嶋さんに慣れてないので)告げると
「思ってる以上に皆さん生えてますよw」と。
そしてVIOのカミングアウトをすると笑うこともなく、気になりますもんねえと普通に返してくれてなんと毛質改善なるものがあることも教えてくれて、さすがプロや！とここら辺からオープンマインドの精神になって色々聞きました。
あ、そうそう。今回脱毛にきた目的は予定を埋めるためというのは置いておいて
「指の毛(手足)を無くしたい」というのがありまして。結構前からこれは気になっていて、足に関しては爪が終わってるのもあるのですが、これが理由でサンダルを10年以上履いていないのですw
そして極め付けはやっぱり好きな先輩とごはんに行った時にメニューを指した自分の指を見て(やばい！他のとこ全部剃ったのになぜここを忘れた！！！)とすぐに指を引っ込めて出来るだけ指を見せないようにしていたのが自分の爪の甘さを思い知って悔しかったので、体毛は必要だから大事派ですが、指の毛はなくてもわたしが守るからいいとこの前持論をねじ曲げました笑
そんなわけで、手足の甲はマスト！
でもなんかそれだけだとなんやこいつって思われそうだからワキも書いとこ。みたいなノリで希望部位は出していました。
でもお姉さん話うまいのよね！
あと脱毛ってどのくらいのレベルまでやるかで回数とか変わって全部毛がなくならないところで止めれば、毛を剃る頻度が減る程度で終われることを知ってだんだん心が揺らいできました。
あとやっぱりVIOね。
下の毛見せて！なんて友人に言えないじゃないですか。だから一般的にどれくらいなのか分からなくて、でも全剃り癖があるからその何日か後にフィジカルコンタクトがあると、触るじゃん？あれ？ってなるじゃん？全剃り癖を発表するじゃん？向こうはそんなことよりヤりたいじゃん？みんなええやんって言うじゃん？でも絶対心の中で笑ってるじゃん！！？( ⁰▱⁰ )
だからついでにどうにかなるなら…
と思い始めて…
でもさ、脱毛ってなに、何年もかかったりするのね！？お金がかかるのは知ってたしまあそんなもんだろうって思ってたけどさ、通うのがめんどくさくて途中から心折れ始めたわけですよ。
しかも今は自宅で脱毛機で自分でやったりするみたいなんですよ。
なんかそれがプラスだったり売りになってるからいろんなコースに自宅用脱毛器がマストでついてくんのよ。
絶対やらないのよ家でなんて…
めんどくさい………
美って総じてめんどくさいのよねきっと、こういうのできなかったからわたしはこんな腐った女になったのかもしれないけど、でも絶対脱毛機が転がってるだけの未来が、、、
「私には見えるんです。1年後も、2年後も。脱毛機のそばには私がいる。残念ながら、自分で脱毛機を粛々と当ててるようなことができる自分じゃないんです」
アカン。名シーンでなにを…w
だから自宅脱毛機のないキャンペーンをやろうとしてもお店側としては自宅脱毛機付きの方が高いし、売りだし、川嶋さんもお勧めしてくれるんですよね。
川嶋さんは、剃刀が皮膚に良くない話も教えてくれて、ポケットから電気シェーバーを出してわたしの手で試してくれたんですけど、結構これがよくて。値段聞いたら3千円とかで、2万円くらいするのかと思いましたって言ったら、一番高くても7千円で1万円しないんですよ。これなら肌も傷つかないしとまた色々教えてくれるもんだから、皮肉にも体毛大事派のわたしは脱毛しなくてもこれあればいいじゃんと思い始めていました(もちろん手足甲は別w)。
あとね、脱毛っていろんなコースがあるのよ。
どことどこを何回とか何年とか色々ありすぎていくらになるか見てくれるって言うんだけどどのコースが良いのか、なにが違うのか、ほんとわたしがバカすぎてすぐ理解できなくて、川嶋さんに4.5回同じ話させてるのとに途中で気がついて、上司の顔が浮かんでしまった…
そして逃げの体験後にコースを決めると告げ、しかもお勧めされまくった自宅用脱毛機付きの6万円の方じゃなくて、100円、しかも広告割引使ってその半額の税込52円の方を選択して、トレーにそっと102円を乗せて川嶋さんが会計に。
その隙にチラリと腕時計を見ると、なんと、1時間半！！！
も、申し訳ない…
1時間半で52円て…
洋服屋に行くとめちゃくちゃ試着させてもらって、店員さんに選んでもらうけどほぼ全買する良客(だと思ってるw)だから時間の分の対価を支払うことで罪悪感帳消しにさせてもらってるけど、今回52円…
そしてふと横を見たわたしは戻ってきた川嶋さんに壁に貼ってあるポスターを指して
「あ、あの、、、しぇ、シェーバーを！買います！」
せめてもの3千円だけど、川嶋さんの明らかに落ちているテンションを少しでもあげたくて、だって仕事とはいえ、普段できない体毛談義を聞いてくれて答えてくれて、そこのサロンの脱毛の原理とか絶対めんどくさいだろうにちゃんと教えてくれて、他との違いも教えてくれて、毛がなくなるんですよ〜みたいに雰囲気で答えないでこういう原理で脱毛していきますって疑問に全部答えてくれて、仕事できないわたしからしたらちゃんと勉強してて立派だ…と思ったから。。。
まあ普通に3千円なら欲しいなと思ったんですけど()
そして、「コイツ、ケチだなあ」と思われてしまったであろうことが少し悔しい。
わりと欲しいものとか本気でやりたいことには借金してでも(今のところ一人暮らししたくて母さんにお金借りたのと大学行きたくて奨学金でウシジマくんとかにはお世話になってないケド)金かけてしまうタチなので、30万あったらユーフォ買えるなあとか、分割3年とかやっと奨学金終わったのにまたローン抱えるのやだなあ、って真っ先に思ったので、脱毛がそこまでじゃなかったということなんだろうけど、そんなこと川嶋さんには知ったこっちゃないことだし、わたしが川嶋さんでも1時間半で52円とシェーバーとかクソな日だったなって思っちゃうかもだし、仕方ないんですけど。。。
何回かお時間とらせてすみませんって謝ったけど、これが向こうにとってなんの意味もない言葉だっていうのもわかるし(だったら契約しろって思うもん、仕事だし)。
そんなことをぼんやり考えながら帰りの電車を間違えたりして、ふと、
わたしは話せたことで罪悪感はあれどスッキリしている、この感じ、なんかに似てるな…と。
街の診療所におしゃべりしに行くおじいちゃんおばあちゃんだっ！！！
ファッ！！！まさかの！！！！！
川嶋さんごめんね、、、
リカコ婆の休日に付き合わせて悪かったのお。
でも52円のくせにこれからしっかりと脱毛体験はさせてもらいますゆえ。
宜しくお願い申し上げます。
