不器用リカコの書きたい人生

20代リカコが書きたいことを書きたいままに書くだけのブログです。

リスタート

お疲れ様です、リカコです。

 

「○○は他支店のKさんだけで十分じゃない?リカコはいらないでしょ笑」

 

何度も何度も何度も繰り返される。

色々な言葉の杭に突き刺されて、ある日はイライラして眠れなくて、ある日は涙が止まらなくて、ある日はその場から動くことができなくなって、いろんなことが原因だと思ってた。

 

けど

 

存在の否定

 

これが一番しんどかったのかもしれない

 

今朝は昨日の夜から、いや金曜の夜からわりと本気で仕事辞めようと思い始めていたので行きたくなかった。

 

でもやっぱり仕事自体は好きだった。

土曜日に結局やらなかった先輩から依頼されてた業務にとりかかる。

月曜日だからいつもより早くくる上司。

急に知らされる先輩の処遇。

あとから本人から理不尽だと言う事実を告げられる。

 

気がついたら泣いていた。

泣きながら涙を(笑)で誤魔化して「帰りたい」「辞めたい」を先輩に送っていた。

 

そんな時、上司が戻ってきて打ち合わせのためにわたしを呼ぼうとして振り返る

 

上司について行って部屋に入ってすぐ

「(前から相談されてた)あの人関連?」

 

本当は辞めたくない助けて欲しかった

上司は助けてくれた

大事にならないように、言うことと言い方を考えてその人に伝えてくれた

 

解決した

 

かどうかは数日経たなければわからない

本人的には上司に「チクられた」と思うかもしれない、子供じゃないけどさ

 

でもずっと抜けないぶっとい杭以外は

ぼろぼろ腐り落ちた

でも同時に

多忙な上司の時間をこの3回の相談でどれだけ奪った?

今回の件、オマエのコミュニケーション能力の低さが生んだことだろ?

それで辞めようなんてちゃんちゃらおかしいね

オマエはどこに行っても同じことに晒されて同じことで泣いて同じように辞めるよ

結局オマエの弱さが招いたことなんだ

それを自分がここに留まりたいという自己中を実現させるために

「仕事のために死ぬ必要はない」と言った上司を一歩死に導いたんだ

オマエが死ね

誰の役にも立てない邪魔しかできないオマエが死ね

 

お昼が喉を通らなかった

 

でもここまでしてもらって

生にしがみついたからには死にたくなかった

一度温めたお弁当を冷蔵庫に突っ込んで

名札をカバンに突っ込んで

外に出た

 

頭の中の声と闘いながら

涙枯れろ枯れろって念じて

出し切った

 

「○○のリカコはいらない?誰がそんなことを、、ふざけてるなーー。」

わたしよりも理不尽に晒されてるのに、先輩は先輩をしてくれた。

 

わたしは一体どれだけ他人の時間と善意を搾取すれば気が済むのだろう。

生きてる意味、あるのだろうか?

 

昨日同期に

「わたしが異動しても辞めても死んでも上司は悲しんでくれないと思う。好きでも嫌いでもないけどわたしの上司という理由だけで相談を聞いてくれたと思う。(悲しんでもらえないのは悲しいけど)その理由だけで向き合ってくれるのはわたしにはできない。すごいと思う。」と言った。

 

すると同期は

『かわいそうだね』

 

『上司が』

 

そう言った。

 

『上司の真意はわからないし、そうなのかもしれないけど、違うかもしれない。わたしは上司さんを知らないから本当なのかもしれないけど、リカコちゃんにそう思われてしまう上司が可哀想。』

 

ああ。

わたしはまた、

また自分のことだけだったのか。

 

上司は仕切に時計を気にしていた。

それでも何度も「他にはない?」と聞いてくれた。

決して遮らなかった。切り上げなかった。

対応してくれた。

自分の仕事、全くできてなくて

表情がとんでもないことになってた。

でも対応してくれたのだ。

 

わたしは上司じゃない。

上司の気持ちを推し量ろうなんて、想像でもやっちゃいけないことだった。

してくれた行為だけを見るべきだった。

真意なんてどうでもいいじゃないか。

善意で人が傷つくこともあれば

義務で生かされる命もある。

 

現に部下への情と上司としての責任感と

それとわたしには見えないいろんな気持ちで

わたしは、生かされたのだ。

 

上司はわたしという貧乏くじを引いてしまったのかもしれない。

それでも私が生きたいここに居たいと望む以上

できることは一つだけ

自分に与えられた責務(仕事)を全うすること

 

動けなくなった杭は上司が取り除いてくれた

傷口にガーゼを先輩が当ててくれて

消毒液の痛みで気付きを同期がくれた

 

刺さって抜けないこの太い杭を抜き取って

失血死せずにその杭をここが居場所と示すための目印にするくらいにできるかどうかは

 

私次第

 

か、