不器用リカコの書きたい人生

20代リカコが書きたいことを書きたいままに書くだけのブログです。

MIU 404 4話

兎ってさ、追い詰められると

狼も真っ青な強烈なキック繰り出すんだって〜

 

どうもこんにちは。リカコです☺︎

 

もうずっとMIU 404について書きたくて今日ついに書けるっ…(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

 

もう一年以上経ってたんですね、

コロナ禍突入したくらいで放送延期になってコウノドリ が代わりに放送されてたのが遠い昔のようです…

そして延期になったことで放送日がわからなくなり1話見逃したのでそれから全話見ることなく一年が経ち、先日やっと全話見終わったわけです。。

 

もうね、一言で言うと

 

見て本当に良かった!!!!!

 

ストーリーから役者さんからキャラクターからBGMから台詞からもう全部全部好きで、コウノドリ同様何度も観てしまう作品です。

オープニングのクラップハンドみたいな入りもめちゃ好き(*´-`)♡

 

その中でも一番だいすきになった回、4話についてフォーカスして書きたいと思います。

まとめて書ける自信はいつも通りありません!笑 あしからず(ᯅ̈ ) 。

 

あ、ネタバレありまくります!

観てない方は是非アマプラかparaviでどーぞ!

 

 

4話の魅力はまず、青池透子🐰

ミムラさんでてきて、うおっ!ビギナー!ってなったり、、まあそれはおいておいて。

 

薬局になだれ込んだ時の

「賭けてみます。今まで、、勝ったことないけど、、(嘲笑)」

の言い方がもうヤバすぎて。目の光のいい感じに灯ってない感じもこの後何が起こるのか、この人は何者なのかって初見はまずどきどきして。

で、ちょっとおバカなわたしは2周目で気がついたのですが、裏カジノから人生ドン底に落とされた青池塔子だからこその『賭け』だったのか。「勝ったことないけど」の自嘲気味の笑い顔も裏カジノから借金、風俗、逮捕、やり直そうと働き始めた先も暴力団の囲い先、少ない賃金、自分と対比するように横領しても捕まらない政治家、社会の在り方、やりきれない気持ち、自分の人生、撃たれた状態生死の間際であの顔、あの台詞と思うとミムラさんは天才だし、伊吹の「青池ちゃんと話がしたい」に完全同意。

 

青池透子に惹かれた理由は私リカコが根本的に強い女が好きっていうのもあるね。

強い女をうまく説明できないんだけど、これは伊吹の好きなタイプ「キュル」を形容できないのと同じ感覚です!笑

あとはわたしもうさぎがすき。

伊吹のアニマルチャンネル情報を聴いてさらに好きになった、笑

兎も可愛い顔して孤独だと死んじゃうとか言ってその裏でとんでもない刃隠し持ってるなんて最高すぎる。

 

初見は青池透子が瀕死の状態で見せるいろんな表情が、ん!!?どういうこと!!?今彼女に何が起こってるの!!?ってどんどんストーリーに惹き込まれていくのですが、2周目以降は表情の理由を知ってるから、あああっ!!!って心の臓をぐっと掴まれてるような感覚で視聴するわけなんですよ、、、

 

そして初見と2回目以降の見てる気持ちが特に変わるのが、青池透子が乗ったバスが高速を降りる瞬間。

顔こそ映ってないけど、初見ではこの時点で逃げてる理由が暴力団や世間への復讐的な意味で金を持ってとにかく逃げるだと思ってみてるから、並走してた貨物航空会社のトラック(何のトラックかはもちろん2周目以降に判明)が対比的に高速を進んでいくのと銃を持った男が「なんで高速降りてんだ!」の声も相待って、青池、絶対絶望してる、、、404が来るまで死ぬなよ…って、それはもう袖を掴んで祈るように見てるわけですよ、、

でもラストを見たあとこのシーンを見ると、あのゆっくり振り向いてトラックを見送って泣き笑顔で息を引き取っていく姿を思い出して泣く…

ハッピーエンドに見せかけて青池自身は死んでしまってでも命を賭けて彼女が勝ったトゥルーエンド的展開で、けっこう重い結末なはずなんだけど、EDテーマの感電が流れてることで志摩の「彼女の人生は何だったんだろうな」を視聴者に考えさせすぎない感じも(そういう意図があるかどうかはわからないけど)ドラマのほど良さで好きでした。

 

青池が死んだあと

彼女のTwitter、いや、つぶったーに合わせて

闇カジノから彼女が堕ちていった先のストーリーが展開されて

悲しい人生を歩んで悲しいまま死んでしまったと思わせて

実はつぶったーの読む順が印刷されてたことでみんな勘違いしていて

今度は正しい投稿順に合わせて逃亡中の彼女のストーリーが展開されていって、その上での

 

最後にひとつだけ

 

ああああああああ!!!

 

「彼女の人生は何だったのか」

彼女自身がきっと思ってたよね、、

でもその中でも最後に笑ってた、

最後の最後にわたしの人生は何だったのか、で終わらせない道を見つけて笑って死んだ。

兎だ、弱くて脆くて、でも最後の一手で復讐だけじゃなくて他人の希望になった、、強すぎる。。

 

これ見てから「ロンダリング」って調べたんですけど、不正資金の出どころをわからなくするって意味もあるけど、青池にとってロンダリングはそのままの意味の不正なものの浄化だったのかな、、とかね。

 

すでに青池透子のこと書きまくってたら2時間くらい経ってて日付変わってるんですけど

4話の魅力、まだあるんですよ、、、

 

ラストにつながるつぶったーの読み順に気が付いた男、そう、九ちゃん!!!

この回から彼がちょっとずつ4機捜に馴染み始めてる気がする!そのきっかけ回だった、と思うんですよ、4話ばっかり見すぎて前後若干曖昧になってるんですけど、ナイス九ちゃんの回だった。

さも当たり前のように「青池透子は誰を助けたんでしょうか?」って言って

全く同じ台詞を全員が理解した後にもう一回言う。

いやもうこれ小説!!!!!

このシーンめちゃくちゃ好きです。

 

そしてそして、待ってました。4話でもう一つヤバくて好きすぎるシーン。

 

バスの中で伊吹が銃を持った男を捕らえ、もうひとりに撃たれかけて、緊迫したBGMが流れて無事そいつを捕らえたと思ったら、志摩に向けられる銃口。その瞬間さっきまで流れていたBGMが止まって流れてくるのは……

 

めろんめ〜ろんまるごとめろん

 

ヤバい。

場面展開のヤバさ。

 

志摩の目が完全闇堕ちした目なんよ、

星野さんも天才やんな、、、

 

そっから志摩の動きに合わせて変わっていく伊吹の表情

綾野さんも天才やんなあああ!!!

 

めろんぱんのテーマがちょっとずつ消えて不穏なBGMに変わっていって志摩の口元だけ笑う顔

 

初見で志摩という男も何者かわかってないからこっちはもう、何?何なの?何が起きてるの?伊吹と同じ顔になるよ?なになになに?

 

この一連の流れは時間にして1分ないくらい?だと思うけど体感、いやこっちは見てるだけなんですけど、とんでもなく長い時間のように思えて、伊吹と同じで志摩の意図がわかんなくて怖くなるんですよね、そして次の回がまた気になると、、、

 

このシーン見返しててまた好きなシーン見つけちゃったんですけど(はよ終われ、笑)

志摩が青池の脈がないの確認したあと、「嘘だよ、、まだ間に合うよ!」って伊吹が青池をバスからおろして話しかけるシーンもすき、、、

志摩の凍った心との対比で伊吹の人の温度をこれでもかというくらいもった人間性が垣間見える、いやしっかり見えるシーン。

 

他の話数も全部良かったけど、4話、やっぱ良いね、ストーリーもドラマの本筋としてもキーエピソードが詰まってる。。

 

結論

4話とてもとてもすき。

MIU404最高オブザイヤー。

 

現場からは以上です🐇💥