不器用リカコの書きたい人生

20代リカコが書きたいことを書きたいままに書くだけのブログです。

不思議なこと

お疲れ様です。リカコです。

 

2ヶ月近く泣いて発狂してたあの人と仕事の現場。

 

元々誰かに見られてる感覚が苦手で、上司と目線が合わなくなった今の席になってから肩の骨が首の神経に触ったりすることが無くなったり、周りの人がテレワークの時や離席中にかけなきゃいけない電話まとめてしたり、職場より在宅勤務の方が捗ったり、とにかく誰も言ってないはずなのにでもやっぱり心の中では言ってるんでしょ?「お前何やってんの?」って、という自分のうちなる声が邪魔で、だから外で心理系の本読むの超苦手。そういう系?って思うんだろ?思うんだろ?おえっ、ってどこまでも妄想しちゃって全然集中できないから。

逆に専門書は平気なのよね、カバーもしない。

何も思わない。不思議。

 

そんなわたしがトラウマの人と化した人に監視されてるような状態で

お客様に説明とか、元々コミュニケーションも苦手なのに、ゲボ吐きそうだった。

 

慣れない現場へ向かう途中の電車。

子供が隣に立っていた。

彼の近くに女性がいた、母親か。

子供は歌っている。ふふ、朝から機嫌いいね、

 

次の駅で母親、と思っていた人物が降りた。

ん?

 

子供は、歌っている。歌っている。歌ってる?

 

啜り泣いていた。

確信が持てず二駅も放置してしまった、、

3駅目に到着する数分前

 

彼の目線にしゃがんでどうしたの?と声をかけたと同時にスーツの男性が視界に入った。

 

わたしの方がタッチの差で早かったけど、隣だったにもかかわらず声かけなくて、この人が声かけたから声かけた人って映ってるよね、

子供も早く助けてほしかったよね、、ゴメンね、

 

彼は切符を握りしめ、行きたいとつぶやいた駅とは反対の電車に乗っていた。

わたしは目的地だったこともあり彼を電車から下ろした。

僕まだ時間あるんで、スーツの男性がそう言って彼を引き取った。

早めに家を出たのでわたしも時間があった。

お願いします、そう言って彼らを見送った、

 

なんで早く気がついて声かけてあげられなかったんだろう、、

ぐるぐるぐるぐる現場に向かう道中考えてたら昨日詰め込んだ今日のことが吹っ飛んだ

 

切り替えようとトイレに寄ると、はあ、ずっと胸痛めつけた上で今?今日?

 

始まる前から帰りたい。

 

そして現場、冒頭に戻るである。

ゲ→ボ↑吐きそう、だ。

 

しかもそのプレッシャーを差し引いても全然喋れない、

ああ、人間やめたい、コミュニケーションが上手いことがステータスの世界逃げたい、好きな仕事だけしていたい

 

こういうとき、最近わたしは吉村さんを思い出すことにしている

 

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まあ思い出すたびに泣きそうになるのだが。

 

なんかこのあと普段話さない3人といろいろ話したこと、これからの仕事に繋がらないかもしれないが確実に一歩目になる出来事があったこと、一年目なのにわたしよりしっかりしてる他者の青年に出会ったこと、そんなこんなでスパークルで今度は朝のことが少し薄まって、昨日入れた今日のことが定着し始めた。

 

そして不思議なことに

全ての出来事、全員話をした上でやっぱりわたしはこれがしたい、と思った。

これから異動があるかチーム編成が変わるまでやらなきゃいけない仕事は本当にやりたくないことなんだなと思った笑

でもわたしの脳内には吉村さんが存在してしまったからやるんだろうなあと思う。

何度もいうが好きな仕事を全くやらせてもらえなくなるならやめる。

適当にやるができる人間だったら適当にやってお金もらって楽しく生きられるけどできないから、好きな仕事だろうが嫌な仕事だろうが同じ温度で立ち向かうように遺伝子が組み込まれてるのでたまにあるやりたいことが0ならまじで何のために生きてんだろ?ってなるからやめる。そう確信できてしまった。全部素直に聞けてるのに響いてはいるはずなのにこんなに他人の影響受けやすいわたしが影響受けないなんて不思議。よっぽどその好きな仕事に固執してると見た。これは好きな仕事が不倫して「自己肯定感の低い女は上手くいかない」と言われない限り嫌いになれないな、おっと、それは別の話か笑 でもそう考えると実は相思相愛ではないと気がつかせてもらえない分、人間よりも仕事ってタチ悪いね笑笑

 

仕事終わりにあの人と3時間くらい話をした、ほぼ話を聞いたという感じだが、不思議。

全部素直に入ってきた。

まあ直接自分が攻撃されるようなことではなかったからというのもある。

あとわたしが話す時、黙って聞いてくれてたな、今まで上から被せたことしかなかったのに。

過去のこととかも教えてもらった、

その人について知るのがわたしは昔から好きなのは変わらない。物事がどうとかよりどう考えてるかどういうことを大切にしてるか、そういう話が好きなんです。

だから気になったその人についてのトピックスは質問してた。

あんなにゲボ吐きそうなほど、泣いて発狂するほど苦手と化した人だったのに

素直に頭めちゃくちゃ良い人なんだな、

根拠のある理想であり目標をずっと持ち続けてる方なんだな

と、敬いの気持ちがちゃんと戻ってきた

不思議だ、不思議だよね?

 

でもやっぱりイカれた女だなと思うのが

ブロックされてることを知っててもニコニコ笑顔だし、気まぐれにブロック外してたぶん性欲高まった時だけ連絡してくるあの人に対しても何知らぬ顔でケロッと会えるし、

みんなには内緒にして?を守って酷いことされてもニコニコしてその人に接してるし

浮気相手でもセフレでもニコニコ接しれちゃうところなんだよ。

 

早く帰って靴屋さん行こ〜とか思った日でも

お酒飲みたくないから早く帰りたい日でも

気の置けない人以外から言われたらニコニコしてるとこなんだよ

大人なら普通なの?

わたしはこんなやつ無理だけどね笑

 

今日話した全員に対して敬いの気持ちを持ったのに

なんか伝わらないなあという小さなズレが

やっぱり消えないんだなあ、不思議不思議不思議。

 

残念なからわたしは何かを変えたいと思うような人間でもなければ

あくまで業務は業務で仕事じゃない、仕事の本質、本当に楽しいことはこっち側という「業務」のほうが好きなことも

ここはそれが認められる場所でないということが浮き彫りになったのかもなあ、

 

ほんと嫌味とかじゃなくて素直に皆さんすごいと思う。

 

好きな仕事だけやって良いよと働き始めて2年その環境を与えられて当たり前にこれからもそれをできると思っていたが

この会社で作られたはずのその環境はもうこの会社になくなってしまった。

この虚しさを相談できる人、分かり合える人、理解してくれる人、話せる人はこの会社にはいないんだなあ、

 

去年、仕事が訳が分からなくて先輩は孤独をわかると言ってくれた

無意識にそれをまた求めてたんだなあ

わたしは淘汰された

結局転職で能力を買われてきた唯一孤独をわかってくれた先輩が残り

並んで仕事できるようになりたかったわたしの思いは

「それだけに囚われてはいけない」という正論の前には誰も共感者はいない

 

安定した心にあった突っかかりがやっと取れたからか、

わたしの求めた味方がいない絶望か

久々のパンプスで痛くなった足を引きずって

今日も涙のダムだけは枯渇しない