不器用リカコの書きたい人生

20代リカコが書きたいことを書きたいままに書くだけのブログです。

夫婦

先日、とある老老介護をテレビで目にした。

 

奥さんが旦那さんの介護をしていた。

旦那さんは認知症になってしまっていて記憶は途切れ途切れ。

 

奥さんもキビキビ動けるといえる身体ではなく

それでも自分より体格のある旦那さんの体を支え移動を助けたり、食事をさせたりしていた。

施設に入れないのかという問いに

かわいそうだからと彼女は答えた。

そして自分の子供にも迷惑はかけられないと。

 

そんなにも大変な思いをして旦那さんを支え続けるのはなんて深い愛なんだと、視聴者はそう思うだろう。わたしもそうなのかなと思った。しかしインタビュアーの「そうまでするのは旦那さんのことが好きな気持ちからくるのですか?」の問いに彼女は

『もう、好きな気持ちは無くなってしまったな。』と。

 

では彼女を突き動かすものはなんなのか。

彼女は彼のために先には死ねないとまで言っていた。でもそれは好きな気持ちからではないとも。

 

 

"情"

 

 

長年連れ添った夫婦の情からかもしれないと。彼女も曖昧に答えた。

わたしの記憶も曖昧なので雰囲気で書いている。でも確かに好きな気持ちはもうなくて、でもこんなに大変でもわたしがなんとかしなければと思うのは何もなければできないだろうと彼女自身が言っていたのは確かである。

 

 

最後まで隣にいてくれる人

 

最後まで隣にいてあげなきゃいけないと思わせてくれる人

 

 

結婚したいと思った